老眼には勝てません(汗)
最近老眼が進行したのか近くの物と遠くの物に目の焦点が合い難い状態が進行している私ですが、旧世代のゲームソフトをプレイする8インチ液晶を搭載した小型端末のMLPCでは表示される文字などが見難いようになってきました。
そこで一度静態保存していた10インチ液晶を搭載したゲーム用一体型PC「SLPC」の筐体を再び動作可能な様に整備して復活させました。
SLPC本体
SLPCは10インチ液晶モニタに第七世代Core搭載のINTEL NUCのマザーボードを搭載して一体型PCに作り替えた筐体です。
筐体左側
筐体左側はマザーボードのI/Oの一部とCPUクーラーの排気口を兼ねた大穴が開いています。
かなり不格好ですが特に問題も無いのでそのまま放置しています。
筐体右側
筐体右側はキーボードやゲームパッドを接続するUSB2.0ポートが3つとヘッドフォン出力があります。
側面に色々穴が開いていますがこちらもそのまま放置です(笑)。
筐体裏面を内側から撮影
本機の冷却はCPUクーラーのほかに80mmの吸気FANで熱気を筐体に開けた無数の穴から外へ排出しています。
筐体上部にはキーボードレスでも一定の操作ができるようにUSB2.0接続の簡易キーボードを設置し、カーソルや特殊キー、Windowsキーなどの機能キーを設置しています。
PC部内部
PC内部は以前のSLPCからUSB3.0 HUBを撤去し、USB3.0接続のM.2 SSDを1基増設できるように機能縮小しています。
またUSB3.0 HUBが無くなったので5Vの電源が不要になり5V用のDC-DCコンバーターを撤去し、そのかわり液晶制御部の電源に19V-12VのDC-DCコンバータを再設置しています。
以前液晶制御部の電源は超小型のコンバータを搭載していましたが致命的な欠損が見つかり、そのまま使用していると最悪焼損し他の機能部品も破壊する可能性があったため変更しています。
ガラステーブルの下に設定して卓上のスペースを節約
本機はWindows7時代からのテキスト型ビジュアルノベルやゲーム機のエミュレータなどをインストールしランチャーから起動可能にしています。
処理に時間の必要な作業の合間や息抜きに本機でゲームをプレイしています。
昨今のPCゲームは無駄に3D性能を求めるタイトルばかりですが、私は眼精疲労が酷くそれらのタイトルがプレイできないため専ら2D表示のゲームを主にプレイしています。
SLPCスペック
- マザーボード:Intel NUC7i5BNH / Core i5-7260U
- メモリ:DDR4-2400 4GB×2 8GB デュアルチャンネル 2133MHz駆動
- GPU:Intel Iris Plus Graphics 640
- サウンド:ヘッドフォン出力×1
- ストレージ:M.2 NVMe 1TB SSD×1
- 拡張:USB3.0接続M.2 SATA 1TB SSD×1
- キーボード:USB2.0接続 設定可能12キー簡易キーボード
- USB3.0×2
- USB2.0×3
- 有線LAN:1Gbps×1
- 無線LAN:Intel dual band wirelessac 8265 802.11ac 867Mbps WiFi&Bluetooth 4.2
- 表示:1280×800ドット 10.1インチ 16M色表示 ADS 液晶パネル
過去のゲームであれば全画面表示にして不足なくプレイ可能な環境を構築できました。
あとはこれ以上老眼の症状が悪化しないことを祈るばかりです。
加工時に部品が見えないのが辛い・・・(笑)。