SLPC ZERO用の簡易入力デバイス
以前自作したSLPC SERO(以降本機)をスペックアップしようと考えている。それに伴い以前から不便だったキーボードレス操作機能を付加しようと簡易入力デバイスを作った。
どういったものかと言うと小型マイコンを使ったジョイスティックやマウス入力をサポートする小型基板とタクトスイッチを組み合わせた少数ボタンの簡易キーボードである。
制御用の小型基板に採用したのが「ADRVMIC REVIVE USB Micro」(リンク)と言う製品で、ゲームコントローラーの機能を1円玉サイズで実現という触れ込みで販売されているマイコンボードだ。機能の設定は専用のソフトウェアをHPからダウンロードして使いマウス、ゲームパッド、ジョイスティックなど色々なHIDデバイスとして設定できる。
製作した簡易キーボード
キーボードの代わりとして
今回製作した写真のモジュールはゲーム用に作った本機にキーボード操作が必要になったときに必要な機能を設定して内蔵するのが目的である。
とは言うモノのめったに使わない機能なのでタクトスイッチを筐体から露出させているだけの簡素な作りにしている。写真では左下側に4方向スティックとプッシュボタンを兼ねた方向操作と残り7個のタクトスイッチでWindowsキーやCtrl、ESC、Alt+F4などの特殊操作を設定してUSB接続で使用する。
裏側
このデバイスは115×15mmの大きさで本機の上面又は側面に設置して使用する。
キーボードまでは要らないが多少のキー入力が必要な場合に便利なモジュールである。
また方向キーやF1やF2、ESC、ENTERを登録することで単体キーボード要らずでBIOS設定なども可能になる。
ゲームプレイなどで不便だったキー操作を可能にするデバイスを作った。