Hone.のPC工房

PC工作好きなHone.の活動記録ブログ

DMM GamesのBlueStacksを使用するゲームのデータを他のドライブに移動する(Win版)

DMMのゲームはどーしてシステムドライブにしかデータを保存しないのか

 全くの謎ですが(笑)。今回はDMM GamesのソーシャルゲームのなかでAndroidエミュレーターこと「BlueStacks」を使用するゲーム全般のゲームデータを他のドライブに移動する方法を書きます。

 

今回も自己責任でお願いします。また未来に渡り仕様変更などでデータ保存場所が変更された場合の動作の保証もありませんので了承の後、実行してください。

 

DMM Gamesがソーシャルゲーム実行に必要なAndroidエミュレーターを問答無用で「C:\Program Files\dmmgameplayer5Bluestacks」にインストールします。

 

そしてDMMのソーシャルゲームをダウンロードしてプレイすると「C:\Program Files\dmmgameplayer5Bluestacks\ProgramData」にゲーム本体とプレイデータをダウンロードして溜め込みます。

 

複数のゲームをダウンロードしてプレイするうちにWindowsシステムの入った「C:」ドライブの空き容量をどんどん食い潰していきます。

 

そこで増え続けるゲームデータをシステムドライブ以外に移すことでシステムの入ったドライブの空き容量を確保するのが今回の目的です。

 

データ保存場所の確認

 上でも書きましたがBlueStacksのデータフォルダは

C:\Program Files\dmmgameplayer5Bluestacks\ProgramData

にあります。

 

データを移動

 確認したデータフォルダを保存したい場所に移動します。注意点はBlueStacks(DMM Games)が動作していないときに作業を行います。

 

例:

C:\Program Files\dmmgameplayer5Bluestacks\ProgramData

   

D:\dmmgameplayer5Bluestacks\ProgramData

 

エクスプローラで簡単に移動できます。

 

元の位置にリンクを張る

 移動したデータをBlueStacksで使えるようにするには元位置に移動先へのリンクを張ることで移動先へアクセスするようにできます。

 

コマンドプロンプト(管理者)を起動し以下のコマンドを実行します。

 

例:

mklink /D C:\Progra~1\dmmgameplayer5Bluestacks\ProgramData D:\dmmgameplayer5Bluestacks\ProgramData

 

赤字は先ほど移動したデータフォルダのパスを指定します。

青字の「Progra~1」は「Program Files」のDOSファイル名での略名です。

 

エラーが出なければデータの移動とフォルダのリンクは成功しているはずです。

ゲームを起動してプレイしてみてください。システムドライブの容量が減らなければ作業は成功です。

 

動作を確認したソーシャルゲーム

 私が実際に作業して正常にデータの移動とゲームの実行を確認できたタイトルは

  • あいりすミスティリアR~少女のつむぐ夢の秘跡
  • オトギフロンティアR

 

DMM GamesのAndroidソーシャルゲームのWin実行版タイトルのプレイデータ移動方法のお話でした。

GZBOX Intel Processor N100 搭載 小型PC入手

Atom型SoCもついにここまで来たか

 今回AmazonIntel Alder Lake-N100(別名Intel Processor N100 以降N100)を搭載した小型PCを税込18900円にて入手。支払から5日程度で中国から到着には驚かされました。

 

特徴としては購入時にOSやストレージが無い「半ベアボーン」状態で、SoCにN100、メモリはLPDDR5-4800 8GB、GigaLAN×2、5.2GHz WiFi/BT、USB2.0 MicroSD Cardリーダーを搭載。

 

Amazonに同時期掲載されていたNUCサイズの小型PCでは本機が唯一安価でメモリにLPDDR5が搭載されていました。他の製品は同価格帯ではDDR4L-3200が多かったです。

 

まぁメモリの性能と価格でポチったら同種製品の中で一番廉価な製品を引いたと先に書いておきます(笑)。

 

前面 USBが4つ、サウンド出力と電源スイッチにリセット穴

 

 同種製品の中でUSB3.0ポートが1つしかないのは本機だけ(笑)。

 

ですがUSBポートの数は必要にして十分なので良しとします。

 

側面 MicroSDスロットあり

 

 MicroSDスロットもUSB2.0接続で廉価版製品と言えます。ちなみに読み出し速度は28MB/s程度。

 

背面 DP、HDMI、GigaLAN×2、電源(12V)

 

 同種製品は2.5Gbps対応のIntel i225-Vが搭載されているところ、本機はRealtek RTL8111Hで1Gbps対応です。

 

我が家のLAN環境はGigaLANなので問題無し(笑)。

 

側面 排気口

 

 本機は高負荷時80度近くまでSoC温度が上がります。理由はSoCクーラーの形状とケースの排熱設計にあるようです。詳細は後述。

 

内部 拡張スロット M.2 SATA/NVMe×1、SATAヘッダー×1、RTC電池

 

 本機の拡張性はストレージにM.2 SATA又はNVMe 2280サイズが1基と、2.5インチSATA HDD/SSDが1基です。

 

RTC電池は3Vの製品が交換可能です。

 

WiFi/BTアンテナはシールでぺったん

 

WiFiBlueToothのアンテナはシール状の物を筐体(プラスチック製)にぺったんと貼ってありました。

 

WiFiは同種製品がIntel AX101を搭載しているようですが、本機はIntel Dual Band Wireless-AC 7265(ac 5.2GHz 866Mbps)が搭載されています。

 

マザーボード表面 大型SoCクーラー(難有)

 

 マザーボード表面はほぼSoCクーラーのヒートシンクが占めており、ここだけ見てみると冷却性能は良さそうに見えます(見えるだけ)。

 

SoCクーラー排気口(高温空気流出部に電解コンデンサが・・・)

 

 本機を見て一番驚愕したのがヒートシンクの排気口周辺に電解コンデンサが密集しています。これはSoCの排熱をモロに受け熱で電解コンデンサの寿命を縮めています。

 

幾ら耐熱105度でも故意に熱をかければその分寿命も縮むし、破損し易くなります。

 

背面側にはUSB Type-Cコネクタのランド有

 

 背面I/OにはUSB Type-Cコネクタ用ランドが見えます。オプションでType-C出力が利用できるようです。

 

SoC FANはPWM制御(4P)

 

 SoCクーラーのFANはPWM方式の回転数制御がされていて、BIOSで温度による回転数制御が可能です。

 

SoCクーラー内部(高温部に電解コンデンサ・・・)

 

 SoCクーラーのヒートシンクに埋没させる様に電解コンデンサが配置される事により排気経路が狭くなっています。

 

なぜこのような部品配置と冷却構造を採ったのか疑問です。

 

パフォーマンスについて

 ローエンド族Atomスキー(笑)な私からすれば驚愕のパフォーマンスです。方々の評価を拝見しても肯定的な意見が大半です。ローエンドのPCとしてですが、本機のSoCであるN100は低消費電力型のCPUを搭載した第六世代Core PCよりもパフォーマンスが高いのは間違いなく、iGPUもIntel Iris Plus Graphics 640(64MB eDRAM cache)以上の性能を持っています。

 

ベンチマーク

 本機のSoC電力設定PL1デフォルト12.5Wと最高値22Wでのベンチマークを計測。

CPU-Z MultiThread Benchにて負荷時1時間経過後の値を計測

  • PL1:12.5W CPUのみ負荷:1247(64Bit OS)
  • PL1:12.5W CPUとiGPUに負荷:850(64Bit OS)
  • PL1:22W CPUのみ負荷:1277(64Bit OS)
  • PL1:22W CPUとiGPUに負荷:948(64Bit OS)

 

これだけのパフォーマンスがあればWindows7時代のPCゲームやコンシューマーゲーム機のエミュレーターPS2程度までは普通に動作します。

 

  • 一部旧世代のゲームソフトが起動しない様です。現象としてはエラーを一切吐かずに即落ちします。互換設定を変更しても変化なしです。動作する物、しない物でハッキリ別れるようです。おそらくはグラフィックスの表示仕様によるものだと思います。
  • WEBブラウジングや動画・音声の視聴に関しては何も問題はありません。
  • DMM系のAndroidエミュレーターを使用して動作するタイトルも30フレーム制限を使用すればゲームとしてプレイ可能なレベルで動作します。
  • ブラウザゲームも問題なくプレイ可能です。
  • 3D系ゲームに関してはフレームレートを30フレームまで落としてアンチエイリアスを切れば十分にゲームとしてプレイできるでしょう。
  • 当然ですが表示画面の解像度を低くすれば描画パフォーマンスが向上し、さらに快適なゲームプレイが出来そうです。1920×1080ドット以下の解像度でのプレイがお勧め。

 

発熱について

 本機の負荷時の温度と消費電力はBIOSデフォルト(PL1:12.5W)で

  • CPU部のみ負荷時:SoC温度63度、動作周波数2.8GHz、SoC消費電力12.5W 
  • CPU、iGPUに負荷:SoC温度75度、動作周波数2.3GHz、SoC消費電力12.5W

BIOSでSoC消費電力PL1を22Wに設定した場合

  • CPU部のみ負荷時:SoC温度72度、動作周波数2.9GHz、SoC消費電力13.7W 
  • CPU、iGPUに負荷:SoC温度80度、動作周波数2.9GHz、SoC消費電力16.9W

となりました。

 

これは本機の筐体の排熱が悪いのとSoCクーラーの形状に問題があるためで、このまま使用する場合SoCクーラー内に配置されている電解コンデンサの寿命が短くなるのは必至です。

 

オープンフレーム時のテストの様子

 

試しにマザーボードを筐体より取り出し、マザーボード単体でCPUとGPUに100%の負荷をかけた状態で1時間放置した場合はSoCの温度は63度程度に収まっています。この状態ですと電解コンデンサの寿命云々は気にする必要が無くなってきます。

 

吸排気口を広げたが・・・

 

試しに筐体の吸気口と排気口を開口し、以前より空気の流入量・排出量を増やしてみましたが、結果は80度に達するまでの時間が多少伸びた程度に留まっています。

 

おそらくSoCクーラーの形状でコンデンサ部から内部へ排気の一部が還流するため相乗効果で温度が高くなる様です。

 

本機を最高パフォーマンスで長時間動作させるには付属の筐体ではダメだという結論になります。

 

本機筐体のまま使い続けるなら電力設定はデフォルトのまま設定を上げない方が安全です。

 

OSについて

 本機にインストールできるOSはSoCの発表時期(2023年1月)的にWindows10 22H2 64Bit以降でないとデバイスドライバがインストールされません。もちろんWindows11も対応します。(Windows11はインストールしませんが)

 

使わない機能で常駐メモリ容量が増えてしまった22H2はできれば入れたくないのですが、選択肢が他に無いので仕方なくインストールしてテストしています。

 

デバイスドライバーについて

 Windows10 22H2 64Bitをインストールする際に必要なドライバーは

  • シリアルI/Oドライバ

だけがWindowsUpdateで自動インストールされませんでした。このドライバはIntelの製品情報ページからダウンロードできます。

 

総評

 本機は排熱に問題があるもののN100入門機としては十分「あり」です。DDR5メモリの恩恵はしっかり表われており、旧世代機からの乗り換えにはコストパフォーマンスに優れていると思います。

 

ハード的には古い世代のデバイスにN100を組み合わせた感じのPCです。

 

私としての評価は

ヽ(^o^)丿 ま・ん・ぞ・く

です(笑)。

まぁ改造し甲斐があるという意味でですが・・・。

 

今回ローエンドだけど最新SoCの小型PCを入手できたと言うお話でした。

HP mt245 Mobile Thin Client 入手

AMD SoC搭載のシンクライアント

 本日大須へ出かけた際に某ジャンクショップにてAMD A6-6310を搭載したシンクライアント「HP mt245」を税込500円にて入手。

 

本機は2015年01月発表のHP製シンクライアントWindows Embedded Standerd7がインストールされた企業用端末です。

 

マジ500円(笑)

 

 本機はOSが消去されていましたがACアダプタさえ合えば普通に動作する完動品でした。

 

キーボードが1個欠損

 

 主な不具合はキーボードの「Ctrl」のキートップが1個欠落している程度です。

 

液晶はTN系の映り

 

 液晶は14インチ1366×768ドット表示のノングレアTN液晶で圧痕や焼けなどは無く映りは綺麗です。

 

基板面積は広い

 

 本機はローエンドSoCの割にメモリがシングルチャンネル 2スロット仕様だったり、オプションで外部GPUが内蔵出来たりとバリエーションが豊富な様です。

 

メモリ周辺

 

 本機のメモリはDDR3L-12800 × 2 スロットあり資料では4GBまで対応するそうです。ですが実質16GB程度が実装の限界だと思います。(4GB×2の8GBが認識しています)

 

SoC周辺

 

 SoCはヒートパイプでFAN空冷されています。実際に負荷時でもFANの音が静かで動作しているか分からないほど静かです。そしてSoC温度も高くて65度程度と冷却性能も良好です。

 

WiFiとストレージ周辺

 

 WiFiはM.2接続の2.4GHzのみ対応の製品が搭載されていましたが、後日5.2GHz対応の製品に乗せ換えました。ちなみにどちらもBT対応です。

 

ストレージはシンクライアントということで16GBのM.2 2242 SATA SSDが載っていましたが、後日128GBのSATA SSDと交換して動作チェックしています。

 

ストレージベイも少しの改造で2242から2280タイプのM.2 SATA SSDへ換装できそうです。

 

無効化されたODDドライブベイ

 

 筐体の成型により光学ドライブが搭載できなくなっているODDベイがあり、内部にシャドウベイとしてODD-2.5インチ変換ブラケットなどでストレージを内蔵できるようです。

 

パフォーマンスに関して

 本機のスペックに関してはHPの製品情報ページから確認できます。

 

体感的にはIntel Atom x7-Z8700(Cherry Trail)と同程度でGPD Win(初期型)と同じくらいです。

 

CPU部のみのベンチマーク

 CPU-Z Multi Thread Bench 485(Windows10 64Bit OS:2GHz)

 

CPUとGPU同時負荷時のベンチマーク

 CPU-Z Multi Thread Bench 300(Windows10 64Bit OS:1.8GHz)

 

発熱は最高で65度とおとなしめで空冷FANの音も静かな部類です。

 

あとはメモリとストレージ、WiFiを換装することで体感速度がかなり良くなりますし、Windows10をインストールして旧世代の2D系ゲームをプレイする分には十分なスペックを持っています。

 

ただメモリがリングルチャネル接続なので過度な期待は禁物と言う所でしょうか。

 

スペックは低めですがWindows10でWEBや動画の閲覧や鑑賞は問題なく行えるシンクライアント改めWindows10ノートPCを入手しました。

SLPC再整備 10インチゲーム用端末を使えるようにした

老眼には勝てません(汗)

 最近老眼が進行したのか近くの物と遠くの物に目の焦点が合い難い状態が進行している私ですが、旧世代のゲームソフトをプレイする8インチ液晶を搭載した小型端末のMLPCでは表示される文字などが見難いようになってきました。

 

そこで一度静態保存していた10インチ液晶を搭載したゲーム用一体型PC「SLPC」の筐体を再び動作可能な様に整備して復活させました。

 

SLPC本体

 

 SLPCは10インチ液晶モニタに第七世代Core搭載のINTEL NUCのマザーボードを搭載して一体型PCに作り替えた筐体です。

 

筐体左側

 

 筐体左側はマザーボードのI/Oの一部とCPUクーラーの排気口を兼ねた大穴が開いています。

 

かなり不格好ですが特に問題も無いのでそのまま放置しています。

 

筐体右側

 

 筐体右側はキーボードやゲームパッドを接続するUSB2.0ポートが3つとヘッドフォン出力があります。

 

側面に色々穴が開いていますがこちらもそのまま放置です(笑)。

 

筐体裏面を内側から撮影

 

 本機の冷却はCPUクーラーのほかに80mmの吸気FANで熱気を筐体に開けた無数の穴から外へ排出しています。

 

筐体上部にはキーボードレスでも一定の操作ができるようにUSB2.0接続の簡易キーボードを設置し、カーソルや特殊キー、Windowsキーなどの機能キーを設置しています。

 

PC部内部

 

 PC内部は以前のSLPCからUSB3.0 HUBを撤去し、USB3.0接続のM.2 SSDを1基増設できるように機能縮小しています。

 

またUSB3.0 HUBが無くなったので5Vの電源が不要になり5V用のDC-DCコンバーターを撤去し、そのかわり液晶制御部の電源に19V-12VのDC-DCコンバータを再設置しています。

 

以前液晶制御部の電源は超小型のコンバータを搭載していましたが致命的な欠損が見つかり、そのまま使用していると最悪焼損し他の機能部品も破壊する可能性があったため変更しています。

 

ガラステーブルの下に設定して卓上のスペースを節約

 

 本機はWindows7時代からのテキスト型ビジュアルノベルやゲーム機のエミュレータなどをインストールしランチャーから起動可能にしています。

 

処理に時間の必要な作業の合間や息抜きに本機でゲームをプレイしています。

 

昨今のPCゲームは無駄に3D性能を求めるタイトルばかりですが、私は眼精疲労が酷くそれらのタイトルがプレイできないため専ら2D表示のゲームを主にプレイしています。

 

SLPCスペック

 

過去のゲームであれば全画面表示にして不足なくプレイ可能な環境を構築できました。

 

あとはこれ以上老眼の症状が悪化しないことを祈るばかりです。

 

加工時に部品が見えないのが辛い・・・(笑)。

PC工作もひと段落・・・かな?

長く制作していたNAS PCもあと少し

 現在制作しているNAS PCがあとちょっとで完成し、その後は拡張と増設という普通のPCと同じ扱いになります。

 

本体は内臓LCDの保護にアクリル板を取り付けるだけで完成します。

 

拡張は月に2枚づつストレージカードを購入して本機に内蔵して、合計8枚まで載せたら拡張は終わります。(現在2枚)

 

そのあとは延々とストレージであるSSDを購入して取り付けていくだけです。

 

いや~さすがにもうデスクトップ機は作らなくていいかな(笑)

 

あとは中古ノートの世代が上がっていくのを眺めながらゲットして世の中に追従していくだけかなぁ(笑) それでも購入したPCの改造記事は書き続けますけどね。

 

しかし物価が高い

 AmazonSSDの価格を調べてみましたが年明け前からM.2 NGFF(SATA) SSDの価格が高い状態が続いています。しかも同SSDに関しては球数(種類)が減ってきて選択肢も狭くなってきている気がします。

 

PC本体に関しても低価格小型PCが軒並み2割程度高くなっていて驚きました。「年末価格か?」とも思いましたがそうでもなさそうです。

 

私のように出費を惜しんでジャンクばかり漁っている(笑) ユーザーからしてみれば昨今の価格上昇は異常な気がします。

 

早く去年の3月くらいの水準まで落ち着いてくれないかな~などと思いながら今は買い控えようと考える私でした。

NAS PC FANの回転数を変更できるようにした

静かさよりも確かな冷却

 先回完成宣言をしたNAS PCですが友人の指摘によりFANの回転数を制御できるように回路を追加しました。

 

NAS PC製作 その6 改造編2.5

 

「今は良いかもしれないけど夏場はやばいかも」

 

友人のお言葉は最も。現在本機の吸気FANは12Vの静音FAN5Vで動作させています。ですが、冬の今は冷却の問題は無いでしょうけど、夏場はどうかと考え現状では冷却能力不足ではないかと考えました。

 

そこでFANの駆動に必要な電力をマザーボードのシステムFANヘッダーから貰い、FANとの間にDC-DCコンバータを挟んでFAN電源電圧を可変できるようにしました。

 

追加したDC-DCコンバータ(中央)

 

 追加したDC-DCコンバータには多回転可変抵抗が付いており、この抵抗のつまみを回転させることでFANへの電圧が変化します。

 

現在FANへの電圧を5Vから8Vに設定し以前よりFANの回転数を上げて風量を増しています。

 

多少FANの回転音が大きくなりましたが、静粛な夜中の室内でも煩くない程度の騒音で本機が高負荷になった時のCPUクーラーのFANの風切り音の方がよっぽど煩く感じます。

 

DC-DCコンバータの設置場所も筐体の隅に配置して邪魔になりません。

 

今回は筐体冷却能力を上げるべくFANへの電圧を可変にしたお話でした。

NAS PC メンテナンス用液晶ディスプレイ内蔵化

最近流行りなんだってね?

 昨今PCケースのシースルー化(?)が流行ってきて、挙句にPCケース内にディスプレイを内蔵するユーザーや対応製品が発売されている様ですね。

 

NAS PC製作 その5 改造編2

 

「最近ケース内にディスプレイ入れるの流行ってるんだって? じゃあおじさんもイッチョやってみようかな」

 

まぁそんな感じで最近手掛けているNAS PCの筐体内部に、メンテナンス用の液晶パネルを内蔵して表示できるようにしてみました。

 

追加した液晶パネル

 

 本機に採用されているマザーボードにLVDS仕様の内蔵ディスプレイ用ピンヘッダがあったため、我が家で死蔵していた液晶パネルを接続してみました。

 

当初LVDSヘッダーに接続したは良い物の表示出来ていませんでしたが、マザーボード内に怪しい8Pヘッダーがあったので試しに各ピンを色々な位置にジャンパー(短絡)させて再起動を繰り返してみました。

 

接続ケーブル(メモリ周辺)

 

結果HDMIに接続されている外部モニターの表示解像度が変化したので液晶パネルの仕様(1280×800ドット)に合う解像度を探し出して無事表示させることが出来ました。

 

eDP仕様*1とは違い外部から表示解像度の指定が必要な様です。

 

接続ケーブルはAmazonに出品されているLVDS液晶制御基板の付属品を流用しています。

 

規格物の様で特に変更などはせずバックライトや信号コネクタが接続できています。(実際にはパネル電圧設定用のヘッダがマザーボードにあります)

 

外部モニタなしでBIOS情報の変更が可能に

 

 本機は運用状態ではモニタやキーボードなどは接続せず、ネットワーク経由で他のPCから内部設定やメンテナンスを行う予定ですが、ハードウェアに直結するBIOS情報変更やOSのインストール、バックアップなどはネットワーク経由では行えません。

 

本機の設定の度に外部ディスプレイを持ってきて接続するのも面倒なので、本機筐体の蓋を開けるだけでモニタが接続されている状態は「ある意味」便利です。

 

利用頻度が低くても別に良いのです。死蔵していた液晶パネルですから(笑)。

 

マザーボードがライトアップされてたり(笑)

 

 マザーボードのメンテナンスは液晶パネルを固定している4個のネジを外してパネルを移動すれば簡単に手が入ります。

 

どうでもいいけど昭和の違法建築の様だ・・・。

 

外部からマザーボードの様子が見える

 

 ケース外部からマザーボードを覗くときに内部が明るいとボード上の埃の有無が確認できたりします。(それだけですが)

 

ケース上部から内蔵パネルの動作が見える

 

 ケース内部で液晶パネルが動作している場合、ケース上部の排気用の網から見えます。

 

とてもシュールな絵面ですが(笑)

 

液晶パネルの映像が見えるように開口した筐体

 

 折角搭載した液晶パネルも筐体を閉じると見えないのは寂しいので、筐体の蓋を液晶パネルの表示が見えるように開口しました。

 

開口したサイズが歪ですが筐体の折り曲げや取り付け位置の関係上しかたなく開口位置をずらしてあります。

 

あとは後日アクリル板をリベット止めなどしてパネル保護と埃侵入防止を行う予定です。

 

表示制御

 内蔵ディスプレイの制御はWindowsデュアルディスプレイ設定で行えます。

 

グラフィックスドライバの「シングルディスプレイモード」では外部にディスプレイを接続すると表示解像度が外部ディスプレイの設定になり内蔵ディスプレイはOFFに、接続されていない場合は内蔵ディスプレイがONになり表示解像度も内蔵ディスプレイの解像度になります。

 

これをフリッカブル制御と言うようです。

 

利用頻度は少ない物の「マルチディスプレイモード」に設定した場合、それぞれのディスプレイがONになりデフォルトでは表示解像度が内蔵ディスプレイに合わせられます。

 

ただし表示モードをクローン・ディスプレイに設定し外部モニタの表示解像度を設定した場合、「スケーリング」設定次第では内蔵ディスプレイの表示解像度が外部ディスプレイのそれに合わせられます。(解像度が高い場合、表示がボヤケ視認性が落ちます)

 

実用性は・・・あるよっ!

 今回はNAS PCにメンテナンス用モニタを内蔵するお話でした。

 

NAS PCに関しては不足のゴム足を取り付ければ完成なので製作記事はここまでとなります。当記事を根気強く観て下さった方々に心からの感謝を。

*1:eDPはパネル側に表示情報を持っており、接続するだけで制御ICはパネルの仕様を把握できます

NAS PC メンテナンス性を向上させる

メンテナンス性が悪いぞ(笑)

 

NAS PC製作 その4 改造編

 前回で本機は外観や内部が完成し運用可能な状態になりました。ですがよく考えてみると本機内部のメンテナンス性がやや悪いと感じています。やっぱり電源下にマザーボードが潜り込んだ(笑)状態というのは宜しくないと思います。

 

現状

マザーボードと電源

 

 本機のマザーボードは12V単一電源駆動であり、部品高の低さで空気の流れ的に理想ではありますが、設置面積的に電源と競合しています。苦肉の策として電源を持ち上げてその下にマザーボードを潜り込ませる様に各部を設置していました。

 

しかしメンテナンス性が非常に悪く、各部へのアクセスにはいちいち電源を外さなくてはいけないなどデメリットが発生したためマザーボードの小型化を検討しました。

 

メンテナンス性の向上

  • マザーボードをThin Mini-ITXに変更し設置面積の縮小
  • 電源の筐体面設置(一部加工の為浮かす程度は可)
  • 電源線の一部端子台中継接続(分解しやすくする)
  • マザー交換に伴う電源(5V)追加とそれに伴う3.3V電流容量増強
  • マザー交換に伴う起動SSDの設置位置移動

 

マザーボードをThin Mini-ITXに変更し設置面積の縮小

 Thin Mini-ITXとはかなり前に流行した、部品やI/Oの高さが低くACアダプタおよび内部電源ヘッダーで19Vまたは12Vの電圧で駆動可能なマザーボードです。基板と部品の高さが20mm程度でCPUクーラーさえ選べば高さ40mmのケースに収めることができます。

 

購入したマザーボード(右側)

 

今回Amazonで入手可能な「メーカー不詳の中華製Thin Mini-ITXマザーボード」基板シルク印刷に「G572K」とある第6789世代CPUに対応する(おそらくBIOSレベルで強引に対応させた)マザーボードを採用。

 

実はこのマザーボード企業用大型複合機やコンビニのマルチコピー機に採用されていたマザーボードらしいです。誤接続した液晶パネルに偶然残像表示されたメニュー画面から推測。

 

チップセットIntel B250 Express(Kaby Lake)が使用されていますが、メモリインターフェイスがDDR3L-1600なので第6・7世代での使用が前提になります。

 

以前使用していたIntel H110 Express(Skylake)マザーボードがDDR4-2133対応だったのでメモリ速度が低下しその分パフォーマンスにも影響しますが、NASとしての動作には問題はないでしょう。

 

PCIe信号はM.2スロットとMini-PCIeスロットから延長

 マザーボード上の各部品の高さが低く、配線も少なくて済みボードの周りもスッキリしています。ケースFAN用のヘッダーでは回転数制御がされないため、静音化のためSATAの5VをケースFANの電源にしています。

 

電源の筐体面設置

筐体に固定した電源関連部品

 本機の電源は工業用12Vスイッチング電源を改造して使用しています。筐体への設置に関しては筐体、電源シャーシ、基板を共締めにして基板上部はスタットボルトで固定しています。

 

電源の取り付け位置が低くなったことで電源の上のスペースを有効活用できます。

 

電源線の一部端子台中継接続

中継端子台

 

 電源上部にアルミ板を設置し端子台を設け、電源から12Vと後記の拡張スロット用の5Vを中継してマザーボードと拡張スロットへ配線します。

 

もう一本マザーボードからの5Vも中継します。

 

電源配線を端子台で中継するメリットはマザーボードの電源形状が替わっても、12V電源の電線を再半田付けすることなく付け替えが可能です。

 

これはマザーボードが必要とする電源の種類が替わっても端子台の12V部分の2本を入れ替えるだけで対応できます。

 

ATX電源規格のマザーボードの場合

Pico-PSU(仮称) ATX電源変換基板を接続した場合

 

 ATX電源変換基板はデスクトップPCをACアダプタ駆動化するための電源基板で、多くの場合12VのACアダプタで動作します。必要なのはPC自体が必要とする電力量に合わせた変換基板とACアダプタなどの電源を選ぶことだけです。

 

私はこの電源変換基板に必要な12Vを工業用スイッチング電源を用いることで電源内蔵化と電源配線の本数削減を行っています。

 

ACアダプタ駆動または組み込み型マザーボードの場合

Thin Mini-ITXのATX12V(互換)電源コネクタ

 

 Thin Mini-ITXマザーボードは電源電圧が12V・19Vどちらでも動作する製品があります。多くのIntel製 NUCも12V駆動が可能だったりします。

 

12Vの電源さえ用意できれば、ATX電源の様に電源線でケース内が煩雑になる事はありません。

 

マザー交換に伴う電源(5V)追加とそれに伴う3.3V電流容量増強

拡張スロット用5V DC-DCコンバータ(写真右下)

 

 新しいマザーボードにはSATA用の電源ヘッダーがありますが、電源容量的に拡張スロットと起動SSDの同時駆動は難しいと考え5Vを作るDC-DCコンバータを設置します。容量的には現在の拡張スロットの仕様ならば最大10A程度あれば十分だと思います。

 

マザーボードとDC-DCコンバータの連動は、マザーボードSATA用5Vを12V電源を接続したFET SWのトリガに使用し、DC-DCコンバータへ供給します。

 

DC-DCコンバータからの5Vは拡張スロットと起動SSDへ端子台で中継して供給します。

 

マザー交換に伴う起動SSDの設置位置移動

起動SSDSATA変換基板とコネクタ(写真下)

 

 起動SSDは電源上部のアルミ板へ設置し、DC-DCコンバータからの5Vを電源にしてマザーボードSATA信号を接続します。

 

起動SSDはM.2 NGFF(SATA) 2280 SSDを変換基板を使って搭載します。

 

配線図


内部の全景

完成後の本機内部

 内部はメンテナンス性を重視して、マザーボードや拡張スロットにケーブルが極力被らない様に配線しています。初期の頃と比べかなり内部構成が変りましたがスッキリして手を入れやすい構造になりました。

 

別の方向からの内部

 

仕様

 本機はIntel 第6・7世代向けCPUと組み込み向けThin Mini-ITXマザーボードを組み合わせた特殊用途(WEBサーバー・NAS向け)PCです。

  • ストレージカードを増設することによりM.2 NGFF(SATA) SSDを32基まで増設*1できます。
  • M.2 NVMe SSDの場合は8基まで可能。*2
  • アクセス速度は1基あたり400MB/s以上。*3
  • ネットワーク経由の転送速度は最大113MB/s(実測)。
  • オプションで内部にメンテナンス用LCDを内蔵可能。

構成

  • CPU Intel Core i7-6700 4コア8スレッド 3.4GHz 6Mキャッシュ
  • マザー メーカー不詳Intel B250 Express搭載 Thin Mini-ITX G572K
  • メモリ DDR3L-1600 8GB×2 合計16GB
  • 起動SSD M.2 NGFF(SATA) 128GB SSD
  • グラフィックス CPU内蔵
  • ブリッジ PCIe Gen2 ×1接続 「PCIe Gen2 ×1 4ポートスイッチ」 ×2 12V 20A 3.3V 4A/列
  • 拡張 PCIe Gen3 ×1対応 M.2 NGFF(SATA)×4ポートカード ×2~8 カードは12V仕様のものが使用可能
  • ストレージ M.2 NGFF(SATA) SSD 最大32 (起動SSDは除く)
  • ネットワーク 1Gbps有線LAN×1
  • 映像出力 HDMI 1.4a×1 、VGA
  • 音声出力 AC'97 ヘッドフォン出力×1 (背面)
  • USB2.0 背面×2 (内蔵ピンヘッダ×4 未使用)
  • USB3.0 背面×2
  • 電源 12V 40A 480W 工業用スイッチング電源
  • 電源 5V MAX10A DC-DCコンバータ スイッチ基板&起動SSD
  • ケース 自作
  • 冷却 フロント 80mm FAN×3・CPU 90mm FAN×1
  • 内臓LCD LVDS接続  10.1インチ 1280×800ドット 16:10 IPS 液晶パネル
  • サイズ 幅335×奥行400×高さ100(mm) 突起物含む
  • OS Windows10 Pro 1607 64Bit
  • ドライバ WindowsUpdateにて適用
  • 動作音 アイドル(無負荷)時約20db、高負荷時約35db
  • ベンチマーク CPU-Z MultiThread Bench 2145(CPU負荷のみ)
  • ストレージ速度 読み込み400MB/s以上 書き込み350MB/s以上*4

*1:ストレージカードを8枚増設時

*2:PCIe NVMe変換カードを使用し速度はPCIe Gen2 ×1程度:要改造

*3:ストレージへの複数同時アクセスでは速度が低下します

*4:拡張スロットの性質上、SSDの実装枚数によって多少変動します

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます

 

昨年このブログを訪れて下さった方々

ありがとうございました

本年もよろしくお願い申し上げます

 

今年も相も変わらず

「周回遅れのローエンドPC改造&製作おじさん」

で参ります

 

NAS PC フロントパネル製作

NAS PC製作 その3 製作後編

 前回本機内部の電気的な部分をほぼ完成させました。今回は残りのフロントパネルを製作します。

 

フロントパネル作図

罫書き図

 

 フロントパネルは横430mm×縦95mmで厚さ1mmのアルミ板を使い出来るだけシンプルに作ろうと思います。

 

パネル面は80mm FANを3基とLED付き電源スイッチを配置。

 

製作はまず罫書き図をアルミ板に貼り付け、カッターナイフやセンターポンチなどを用いてアルミ板に直線(折り曲げ、切断位置)や穴あけ位置を記します。

 

実際の加工

アルミ板に罫書き線を入れる

罫書き線を入れたアルミ板

 

 罫書き線を入れたアルミ板を加工します。まずは電動ドリルで取り付け穴や切り抜き部分の下穴を開けて、後に切り抜き部分を切除していきます。加工は総て手作業で行います。

 

一部部品を取り付け

 

 しまった!!罫書き寸法を間違えたぞっ!?

後の祭りというやつです(爆笑)

 

折り曲げ部分の寸法とケースの折り曲げ部分の寸法変化を失念していました(笑)

 

やってしまったのは仕方がないので曲げ部分を全切除して平板状態で使用します。

 

配線した状態

 

 加工が終わったパネルに冷却FANや電源スイッチを取り付けていきます。

写真はFANガードが不足していて1枚しか付いていませんが最終的な完成時にはフィルタ付きFANガードにする予定です。(予算の関係で後回しです)

 

実際の取り付け

 折り曲げ寸法を盛大に間違えた為、折り曲げ部をカットして本機に取り付けして寸法を確認します。

 

暫定的な完成

 

 フロントパネルが完成し本機筐体へリベット止めして固定しました。現在FANガードが鉄製の網になっていますが、長期運用を考えると埃などの侵入を許す結果となりますので後日FANガードを防塵フィルタ付きの物に交換したいと思います。

 

次回はマザーボードMini-ITXサイズに小型化して本機内部をスッキリさせようと考えています。

 

使用部材

Amazonで工作部材を購入するようになって店舗で購入することが無くなりました。時間さえ待てば必要な部材は安価に入手できます。便利な世の中になりました(笑)