静かさよりも確かな冷却
先回完成宣言をしたNAS PCですが友人の指摘によりFANの回転数を制御できるように回路を追加しました。
NAS PC製作 その6 改造編2.5
「今は良いかもしれないけど夏場はやばいかも」
友人のお言葉は最も。現在本機の吸気FANは12Vの静音FANを5Vで動作させています。ですが、冬の今は冷却の問題は無いでしょうけど、夏場はどうかと考え現状では冷却能力不足ではないかと考えました。
そこでFANの駆動に必要な電力をマザーボードのシステムFANヘッダーから貰い、FANとの間にDC-DCコンバータを挟んでFAN電源電圧を可変できるようにしました。
追加したDC-DCコンバータ(中央)
追加したDC-DCコンバータには多回転可変抵抗が付いており、この抵抗のつまみを回転させることでFANへの電圧が変化します。
現在FANへの電圧を5Vから8Vに設定し以前よりFANの回転数を上げて風量を増しています。
多少FANの回転音が大きくなりましたが、静粛な夜中の室内でも煩くない程度の騒音で本機が高負荷になった時のCPUクーラーのFANの風切り音の方がよっぽど煩く感じます。
DC-DCコンバータの設置場所も筐体の隅に配置して邪魔になりません。
今回は筐体冷却能力を上げるべくFANへの電圧を可変にしたお話でした。