電源破損で全損した本機を作り替え
電源の故障から波及してマザーボードやストレージの殆どが破損してしまった本機を別の部品を使用して再構築を行う。
とは言え完全に以前と同じスペックにはできないので今度はマザーボードにDiginnos DG-STK4Dを採用した。だが既知の不具合としてUSB3.0にストレージを接続すると接続と分離を繰り返す謎現象が発生する。苦渋(?)の選択ではあるが増設ストレージはUSB2.0接続にして製作している。
再構築中の本機
写真は再構築中の本機内部で、液晶制御基板に直結したマザーボード(中央下のヒートシンク部)やUSB2.0接続したM.2 NGFF SSDが載っている。
以前の失敗を踏まえて電源をPWM方式のDC-DCコンバーターを採用している。これで内部短絡が起こっても短絡保護や過電流保護が働いてPC構成部品の破損を防いでくれるはずである。
USB2.0部分はUSB HUBを取り寄せている関係で代替品を仮付けして動作テストしている。またUSB3.0接続できない増設ストレージもUSB2.0の延長ケーブルを取り寄せている関係でHUBに直接接続している。
冷却
80mm FANを採用
発熱による破損を防ぎつつ騒音を抑えるため今回から吸気FANを過剰なほど大きい製品を採用してみた。
定格12Vの製品だが5Vで駆動し騒音を減らしつつ筐体に対して大型のFANを使うことで風量と風圧を稼いでいる。
FANからの吸気を直接マザーボードのヒートシンクに当てるためマザーボードにはFANを付けていない。そのおかげで高さ30mmのケースに収まっている。
筐体も穴だらけ
FANを大型化しても空流が無ければ冷却はできない。そこで筐体の排気口を増やして筐体内に熱が籠らないよう加工した。
FANが大きすぎて多少不格好ではあるが視認できない裏側なので良しとする。
後日取り寄せている部材を組み込んで完成とする予定である。