電源が届いたので「まず改造」(笑)
8月15日~9月4日配達予定だった本機ストレージ側電源が本日届きました。
購入した電源は5V 70A 350Wの製品でAmazon で取り寄せた製品です。
いきなり不具合発見
届いた電源を開梱して気づいたのがシャーシが曲がっていたことでしょうか。
心配になったので分解してフルメンテナンスを行いました。
電源内部
筐体を開けた様子
電源内部は中華製電源12V 350Wや24V 300Wの製品に酷似した内容です。
おそらく搭載部品の定数を変えるだけで希望の電圧や容量になるよう設計されているのでしょう。
メンテナンス
電流保障のメッキ線(浮いている)
基板内部は「案の定」はんだ不良や「部品の足」の曲げ方向の不具合(隣接するパターンに接触しそうなくらい近い)がありましたので修正を行っています。
- 長すぎる部品の足をカット
- 電流保障のメッキ線の全体を半田付けし電流容量を増強
- 隣接パターンに接触しそうな部品の足の曲げ方向を修正
- はんだ不良個所の再半田付け
中華製電源は必ずメンテナンスをしてから使用しましょう。
電源電圧固定
電圧選択スイッチ除去
交流側の電圧選択スイッチを110V固定にしています。スイッチを除去して110V側を電線で接続処理しています。
これはスイッチの接触不良による電源の誤動作を防ぐ目的があります。
二次側平滑コンデンサ増量
コンデンサを交換
電源の二次側にある平滑用コンデンサの容量を9900µFから30000µFに増量するためにコンデンサを交換しています。(平滑コンデンサの容量を3倍に増強し出力の安定性を向上)
ついでに16V耐圧だった物を25V耐圧に変更し電圧に対する寿命を確保。(電源電圧に対し3倍から5倍に交換)
電源の筐体を加工
電源シャーシを加工
電源のシャーシを本機に組み込んだ時に邪魔になる部分や空気の通りを妨げる部分をカットして加工しています。
あとは本機の筐体に加工した電源を搭載して通電試験を行います。
次回予告(確定)
加工した電源を本機筐体に搭載し電源の配線を行います。
現在ストレージが20基ですがそのまま通電試験が出来ればいいなと思います。