外観その他もろもろを完成に近づけた
進行速度が蝸牛並みの私ですが、今回本機外観や内部構成が完成に最も近い形にできました。
Amazonで取り寄せていた電源「以外」のパーツがほぼ揃いましたので本機に組み込んでいきます。
内部レイアウトの変更
レイアウト変更と端子台取り付け
一度本機を全分解して部品の組み直しを行っています。
電源側
フレームに直付けされた電源
内部に色々な変更を加えています。まず電源側はインナーフレームを撤去して本機筐体に電源各種部品を直付け。
赤枠の部分に5V 70Aのストレージ用スイッチング電源が載ります。
PC用12V電源は将来の電源容量増量に向け取り付け穴も先に開けています。(近々100wから200w電源に換装するかもしれません)
配線図
現在の配線図
ストレージ側が2電源からシングル電源に変更になり、PCIe用の12Vが端子台出しに変更になりました。これは将来的に考えているストレージ増設に向けた拡張用になります。
計画ではM.2 NGFF拡張カードを追加増設し、PCIeマルチプライヤーカードを増設してPCIe x1ポートを2ポート分増やしてストレージカードを搭載します。
一つ難点があるとすればAmazonで販売されているPCIeマルチプライヤーカードはPCIe Gen2対応で信号速度が5Gbps(480~500MB/s)程度に落ちてしまう事でしょうか。
整線とマザーボードの位置調整
さらにマザーボードを外側に15mm移動して1スロットサイズの拡張カード(ロープロファイルサイズ)が搭載できるように変更しています。
電源線を端子台で中継するのはマザーボードの電源種類によって配線を交換できるようにするためです。(ATX電源変換基板や12V直入線など)
バックプレート作り直し
パンチング板でバックパネルを製作
本機のバックパネルはインナーフレームを撤廃したおかげでフレームに大穴が開いた状態でしたので1.5mm厚の丸穴パンチング板を「それらしく」加工して「指が入ってしまわない程度」に取り付け(笑)
決して寸法間違えて左右に隙間が出来てしまった訳ではありません。
これだけ穴だらけだと空気の流れも良く、内部に熱が籠る心配は無さそうです。
マザー側バックパネル
必要なI/Oの分だけ開口
マザーボード側のバックパネルは基本的に、本機動作時にはLANケーブル1本繋がっていれば運用可能なのですが、メンテナンスのためにUSBポートとHDMIケーブルが挿せるだけの穴を追加で開口しています。
この部分はマザーボードが変わると作り直しとなるのですが現在の所、経済的にマザーボードの交換は考えていませんので当面はこれで良いでしょう。
フロントパネル完成
押し釦が付いたパネル
フロントパネルはマザーの電源スイッチと各種状態表示LED、本機の100V通電表示と起動表示のLEDが付いています。
電源ボタンは上側の丸い押し釦で、電源ONで緑色のLEDが点灯します。
下側の同じ形の押し釦は「ダミー」です。現在利用用途はありませんが将来「なにかしら」の機能を持たせるかもしれません。
完成に近づいた本機
整線と部品取り付け
ストレージ側の電源以外がすべて揃った本機です。
現在20基のHDDやSSDが載っているのでその分の信号ケーブルが接続されていますが、信号ケーブルは24基分購入済みです。
あとは到着が遅くなる5V 70Aのスイッチング電源を待つばかりになりました。
ちなみに
24基分の信号線を通した場合
少し遠目ですがSATA信号線を24基分配線した様子です。後から買った4基分の配線が純銅1本線なのと配線被覆が細く、取り回しは最高に良いのですが断線しやすいので全ストレージが埋まった後で配線する予定でいます。
今回は配線イメージを掴むために筐体に通しています。
次回予告(未定)
ストレージ用の350w電源を取り付けて全体的な動作試験を開始したいと思います。
その後ストレージ30基搭載に向けての構成検討を開始したいと思います(笑)