フロントパネルらしき物を作った。LED付き
以前から牛歩の如き進捗ではありますが2Uラックマウント型PCサーバーを製作中。しかしAmazonで購入した品々が配送の状況によりなかなか届きません。
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そこで今回はプチ板金加工です。
前面左側の縁側をフロントパネル化
今回作ったのはラックサイド固定部を利用してPC電源ボタン(主・副)と状態表示LED(らしき物)が4つ配置。
手作業で12mmの穴を開口するのにハンドリーマーを手にゴリゴリと・・・我が家の電動ドリルのチャックが8mmまでしか掴めないのでそこからゴリゴリとやっていた訳です。
電源ボタン
スイッチを取り付けるための穴が2つ、上側は本機のPC側の電源ボタンで本機の機能がこちら側のボタンで起動します。
下側のボタンはサブPCというか余興で作ったPCモジュールが「なんか普通に使えるんじゃね?」的な感じになってきたので思い切って内蔵しようと考えています。スイッチがその電源ボタンになる予定です。
ボタンの候補
搭載予定のLED付き押しボタン(中央上下)
私は電源LEDには「緑」を推奨しているオールドユーザーの一人です(笑)
昨今は電源LEDと言えば猫も杓子も「青色LED」を乱用していますが、輝度的には緑の方が視認しやすく、私的には青色は目に優しくないように感じます。
昔のPC-AT互換機宜しく電源「緑」・アクセス「橙/赤」で良いのでは?と常に感じています。
高輝度の青色なんて以ての外です(笑)まぁ個人の主観の話ですが。
あとは実際にLED付き押し釦を取り付ければ完成です。
状態表示LED
状態表示LEDは一応付けてみたものの利用用途は「特にない」です。といいますか状態表示を行うためだけに各所から50~70センチもの長い距離を細線で配線を引き回すのはどうかと考えてしまいます。
さらに「各所」が問題で電源状態表示、リレー動作、マザーアクセス、サブPCのアクセスなど配線を引き回す為には、各部分解を考慮してコネクタや端子台接続にしなくてはならず出費の増大(単に面倒臭いとも言います)が発生して「苦労のわりに必要かどうかは微妙」という感じになっています。
まぁ気が向いて暇なときに利用するか再検討してみます(笑)
こちらはLEDが付いているのでマザーのピンヘッダーから配線を延ばしてLEDに取り付ければ点灯できます。
サブPCの方にも進捗が
サブPCはマザーボードにIntel DC3217BY(2013年発表)を搭載した1ユニットPCで小容量NAS兼設定用コンソールとして製作中のモジュール型PCです。
我が家では10年前のPCだろうが何だろうが目的に合致していれば使用します。また本機も経年の劣化も感じられず現役で稼働中です。
M.2 NGFF × 5 増設カードを取り付け
本機内蔵型のサブPCとして製作中のモジュールですが、M.2 NGFF増設カードを載せてみました。
M.2 NGFF増設カード
現在WiFiスロットから採っているPCIe x1信号をPCIe x1スロット形状にする変換ライザー基板を用いて増設カードに接続する予定です。写真ではUSB3.0拡張カードが載っていますが・・・。
ライザー基板は今後Amazonで取り寄せる予定です。
増設カードには12Vの電源が必要になります。そこでスイッチング電源の12VにFETスイッチ基板を追加してマザーボードのUSBバスパワーの5VをトリガーにしてPCIe変換ライザー基板に供給します。
スイッチング電源はメイン側に搭載した12V 8A 100wと同じものを搭載予定です。
FETスイッチ基板
マザーの電源がONになるとPCIeライザー基板に12Vが供給されます。
今回取り付けたM.2 NGFF増設カードは変換カードを用いることでSATA信号を取り出すことができます。M.2 NGFF SSDを搭載することも可能なので、ストレージの搭載構成を柔軟に選択できます。
ただし本機に5Vが出力されていませんのでユニット内に増設することはできませんが。
余談ですが
サブPC側は最近のAtom系SoCを搭載した低価格小型PCを内蔵した方が省電力でインターフェースが割と充実していたりもします。特にJasper Lake Celeron N5100などはPCIe Gen3を搭載しているのでPCIe x1でも1GB/sの速度があります。大凡の製品でM.2スロットを搭載しているのでM.2スロットからPCIe x2~x4の信号が引き出せ、より拡張カードへ高速にデータ転送できます。
次回予告(?)
予告通りに進んではいませんが(笑)
Amazonから各部材を手配したり届いたりした順に作業に取り組みたいと思います。
まだまだ先は長いという感じです。