更新:2023年06月14日 記事修正と追記
PC部(マザーボード)を動くようにした
本日Amazonで取り寄せてる部材の一部が届いたので本機に組み込んで動作テストしました。
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マザーボードに通電
今回取り付けたのはマザーボードを12V単一電源で動作可能にする電源変換基板と5Vをトリガーとして動作するリレーユニットです。
リレーユニット
リレーユニットはマザーボードの電源がONになったときに出力される5Vをトリガーとして100Vの電源を入り切りするリレーを操作します。
操作される100Vは2基の5V 40Aスイッチング電源に供給されストレージの電源となります。
ATX電源変換基板
写真中央のATX電源コネクタに刺さってる小基板が電源変換基板です。俗称Pico-PSUと呼ばれますが、この名は他社製同種製品の商標なのでここでは電源変換基板と呼称します。
電源変換基板表側
この電源変換基板は12Vを入力しATX電源と同じ電圧をマザーボードに供給します。今回のこの製品は公称値(Amazon)160Wですが、情報によれば84Wの製品とあります。
どちらにせよ本機マザーボードで使用する分には問題のない容量なので特に気にしていません。
マザーボードにはCPUとメモリ、PCIeスロットにSATAカードが接続されるだけで、ストレージは別電源で動作します。
試しに第六世代CPU 65WとZ170マザーボード、2枚のDDR4 DIMMを使いCPUに100%の負荷をかけた状態で放置しましたが、電源変換基板は特に発熱もなく動作しています。
改造
電源変換基板は搭載する前に即改造処理を行っています。配線をコネクタ接続ではなく基板に直配線しています。
配線の引き出し方向をコネクタ裏側から表側へ変更。これは素の状態ではマザーボード次第でメモリに変換基板のコネクタが干渉するためで、コネクタの爪がある側(表)から総ての配線を引き出すように変更しています。
電源変換基板から出る12VはCPUと延長先のPCIe x1への配線、5Vは電源部のリレーモジュールへ配線を引き出しています。
次回予告(?)
ちょっと期間が開くかもしれませんが、PCIe延長ライザーやスイッチング電源、端子台などを取り付けて本機が稼働状態まで持って行けたらいいなぁ(笑)
あとSASカートリッジをすべてノーマルなSATA接続に変更。アクセスLEDの為に2万円近く出費するのが馬鹿らしくなったのでストレージのアクセスLEDや通電LEDは発光しない仕様とします。