Hone.のPC工房

PC工作好きなHone.の活動記録ブログ

2Uラックマウント型PCサーバー製作 その8

今月は小幅な値動き(違う)

 今月は「PCIe Gen3 x1接続SATA3×20 インターフェースカード」と「PCIe Gen3 x1延長ライザーケーブル40Cm」を購入。

 

インターフェースカードがSATAケーブル20本、電源ケーブル5股4セット付属で税込10900円、ライザーケーブルが税込2419円でした。

 

Amazonからの配達待ちの状態です。

 

PC部を小改造

 インターフェースカードが決定して取り寄せ中なのでPC部も併せて拡張性を確保しようと思います。

 

PCIe x16フルハイトカードが搭載可能

 以前拡張カード部の取り付け板にハーフハイト程度の面積のアルミ板を使用していましたが、今回PCIe x16コネクタサイズの拡張カードも載せられるようにアルミ板を大きくしています。

 

PCIe x16形状のx1ライザー基板

 本機の拡張カードはCPUクーラーの吸気を妨げない程度にPCIe x1で接続します。(ターゲットの20ポートSATAカードがx1接続なので)

 

ですがスロット形状がx16仕様の拡張カードも載せられるように互換性を持たせようと思います。

 

写真のPCIe x1接続x16形状ライザー基板は元はx16の延長基板でしたが、x1形状のスロットに接続できるようにカードエッジ(信号端子)を削り取って加工したものです。

 

このx16形状のライザー基板はネジ止めされており拡張カードの固定にも効果を発揮します。

 

また、x1形状の拡張カードを装着する際はx16形状のライザー基板を外し、x1形状の延長ライザーケーブルをネジ止めして拡張カードを固定します。この場合もネジ止めしたライザーケーブルが拡張カードの固定を兼ねます。

 

つまりx16とx1形状のライザーを交換式にしてどの形状のカードでも装着可能にしました。

 

マザーボードは現状のまま

 現在製作中の2UファイルサーバーですがPC部のマザー交換には意外と出費が嵩むということで現状はそのまま第六世代マザーを使用して完成を急ぎます。

 

省電力という事であればマザーのBIOS設定でCPUのブーストクロックを定格の3.2GHzに設定して、4コアのCore i3状態を作ればCore i5-6500でも45w程度に抑えられます。

(2.5GHzに設定すれば25w程度になります)

 

電源配線図

 

 電気的配線はPC部に電源変換基板を使用していますが、PCIeの延長ライザーに給電の必要がなくなったため配線がカットされています。

 

PCIe延長ライザーに電源が要らないのは嬉しいですね。故障のリスクが減らせる訳ですから(笑)

 

またFANの電源も電源変換基板復活に伴いPC側の5Vから電源を採ります。

 

次回予告(未定)

 SATAカードが装着され動作可能になるのでカードからのSATA信号線や電源ケーブルなどの取り回しを考えたいと思います。