更新:2023年06月25日 写真・記事追加
省電力化のために・・・
先回FANを搭載した本機ですが我が家の「財務大臣殿」から「電気料金が上がるらしいからPC減らせ」とのお達しがありました(笑)
私が住む中部電力管轄は今のところ料金値上げの知らせは無いのですが、何時値上げすると言い出すか分からない状態が続いているので我が家で現在製作中のファイルサーバーも省電力化の「努力」をしてみようと思います。
昨日の記事書く前に言ってくれよ「大臣殿」・・・(笑)
メインPCオンリーに
本機に搭載するマザーボード(PC機能)を2基から1基へ減らしてメインPCのみを搭載します。
またメインPCに関しても消費電力の多いCore CPUからAtom系SoC搭載の省電力マザーへ交換予定です。
とりあえずPC1基に減らしてみた
マザーボード1基構成の本機
サブPC側インナーシャーシを取り外してマザーボードを1基にした本機です。
電源側が妙にスッキリしていますが、インナーシャーシの蓋を取り除いてFANの風がより多く当たるように改善(?)しています。
強度不足で電源コネクタが撓むので電源側インナーシャーシは蓋を取り付け。
ついでに電源側バックパネルも製作して取り付けています。
マザーボード側は今後変更
上から
マザーボードは現在のCore CPUを載せた製品からAtom系SoCを載せた製品に変更します。
またマザーボードもThin Mini ITXの製品を採用して実装部品の高さを抑えます。
取り付けも電源部と同じインナーシャーシを採用してシャーシ内にPC部を総て組み付けた状態で本機本体へ納める形にしたいです。
デカい筐体を加工のたびに持ち上げるのが億劫になったのです(笑)
インナーシャーシ(加工済み)
インナーシャーシはThin Mini ITXマザーボードと電源関連部品、起動ストレージが載ります。
マザーボードは12V単一電源の為、電源部より12Vを端子台で受けて供給されます。
起動ストレージとFET SW
マザーボードのM.2スロットを他で使用するため残りのSATAポートにストレージを接続して起動します。
写真では今更感半端ないMiniSATAのSSDを載せていますがSATA3規格なので現在のSSDと大差ない性能です。
電源配線図
回路が煩雑化した・・・(クリックで大きくなります)
多くのThin Mini ITXマザーにはPCIe拡張スロットが無いためPCIe信号をM.2やMini-PCIe(WiFi)から採ります。
M.2やMini-PCIeからは12Vが出力されていませんのでPCIe拡張カードを駆動させる電源(12V)を何処かで調達しないといけません。
PCマザーの電源ONと同時に12Vを追加したPCIe拡張カードへ供給するため、USBバスパワーをトリガーとしたFET SWを追加。スイッチング電源の12VをスイッチしてPCIe延長ライザーへ供給してPCIeカードを駆動します。
情報
USBバスパワーをトリガーに使用する場合はWindowsの電力設定にあるセレクティブサスペンドをオフに設定します。USB機器を使用せずバスパワーだけ使用するので対象のポートのサスペンドを解除する手段がないため。
あとはFANの電源を電源ユニット側の5Vから採ります。これはThin Mini ITXから出力される5V(ストレージ用)の電源容量が割と貧弱なためSATA電源側に移設した形になります。
FAN用ヘッダーはもっと貧弱?(笑)
拡張カードが増える予感
Thin Mini ITXマザーにはSATAコネクタが1~2個しか実装されておらず、唯一M.2が搭載されているのが救いです。運が良ければPCIe Gen3 ×4信号が得られるかもしれません。(マザーの構成に依存します)
しかし拡張カード1枚で本機のストレージ24基をカバーするとなると製品価格が割と高価でしかもインターフェースがPCIe x4となります。
予算をケチりたい私(笑)としてはM.2スロットにSATA6基分のコネクタを追加する拡張カードを追加して不足分のSATAポートを補おうというものです。
あとはMini-PCIeからPCIe x1信号を延長ライザーを使って20ポートSATAカードに接続すれば本機のストレージは総てカバーできます。
詳細はマザーボードを入手次第検討したいと思います。
次回予告(未定)
二転三転する我がPC計画ですが予定は未定というわけで宜しくお願いします(汗)