ゲーム用なら必要最低限の機能で十分
BMAX B2 Plusのマザーボードを搭載していた本機だが、LDZ236製作で同マザーボードを流用したためマザーボードの交換を行った。
搭載したマザーボードはIntel NUC D33217CKで第三世代Core i3-3217Uを搭載しているがUSBが2.0のみであったり有線LANが搭載されておらず使い勝手に困っていた製品である。
だが本機の利用用途を旧世代のパッケージゲーム専用に改めたため限られた機能でも十分に機能するゲーム機が完成した。
載せ直したマザーボード
マザーボードはIntel NUCの初代製品でSoC版 第三世代Coreを搭載する製品だ。
I/OはUSB2.0のみ
本機のI/OはUSB2.0とThunderboltを搭載するが後者は使い勝手が悪いうえ対応製品が高価であるため敬遠した。また唯一MAC用LANアダプタを所有しているがサイズが大きく内蔵不向きなため搭載していない。
ネットワークはWiFiのみ
外部とのアクセスは無線LANのみになる。
ゲーム機であるためゲームインストール以外は殆ど使う必要がないので有線LANがなくても問題ない。
ストレージはUSB2.0接続
ゲームデータの読出し程度ならUSB2.0でも問題はない。
現在増設ストレージはUSB3.0 HUBに接続したUSB3.0 NGFF変換基板に装着されるM.2 NGFF 1TB SSDが2基で2TB搭載する。
ちなみにUSB2.0接続のストレージの速度は
シーケンシャルリード:31.04MB/s ライト:27.05MB/s
でUSB2.0ホスト接続なので理論値よりも実速度は低い。
(USB3.0ホストのUSB2.0は理論値一杯まで速度が出るらしい)
起動ストレージはNUCのMini SATA3接続128GB SSDを搭載しアクセス速度は
シーケンシャルリード:518.0MB/s ライト:262.55MB/s
である。
古くてもCore CPU
世代的にかなり古いシステムに先祖返りしてしまったがT-BOX2を廃版にしてSLPCをゲーム用端末とする。
動作はWindows7来のパッケージゲーム程度なら体感的にAtom SoC搭載PCよりも軽快な動作をする。
ただし世代が古いため消費電力が若干高くグラフィックス負荷の高いソフトが動作する場合、発熱が高い。
本記事掲載に伴い
を訂正する。
マザーボード交換に伴い本機を「三代目SLPC」と呼称する。