Hone.のPC工房

PC工作好きなHone.の活動記録ブログ

SLPC 不具合修正とパワーアップ

 液晶画面に不具合が出ていたSLPCのパネルを交換。

液晶パネル交換

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バックライトLED子基板(HUBの上の子基板)

パネル交換に伴い追加パーツが出たので本体に固定。

表示画面が暗いという不具合は解消したものの、液晶がIPSからADSパネルに変わった。

中華製液晶モニタをAmazonで注文すると意図しない製品が送られてくるようだ。

しかし映りは良好なためそのままこのパネルを使用する。

調べてみるとIPSのコストパフォーマンスに優れたのがADSらしい。

マザーボード変更
 以前のマザーボードECS LIVA Q2 N4100はUSB接続SSDから起動していたが、起動ミスが偶に発生するのでパワーアップついでにマザーボードを交換する。

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B2 Plusのマザーボード(表)

 このマザーボードは中華BMAX製B2 PlusというIntel NUCサイズの小型PCから取り出したマザーボードでSoCにIntel Celeron N4120を採用しメモリはDDR4 2400で8GBを内蔵している。

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B2 Plusのマザーボード(裏)

 ストレージインターフェースはNGFFとNVMeの2つを内蔵している。当初NGFF 128GBが起動デバイスになっていたがNVMe 512GBを追加してそちらにWindows10をインストールして起動させる。

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改造中の本機

 マザーボード交換に伴いインターフェースをコネクタ接続にするため本機のマザーボード接続部を大幅改造している。

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マザーボードを組みつけた状態(下から)

 改造用に用意したアルミ板にマザーボードを固定して本機に内蔵した。

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マザーボードを組みつけた状態(上から)

 基本的に接続はコネクタになるのだが、電源スイッチだけはコネクタではないので配線を直接はんだ付けしている。

ストレージとアルミ板の間に導熱シートを挟み込む事でストレージの発熱をアルミ板に逃がすように考えている。

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OSインストール時の本機

 動作試験を兼ねてWindows10をNVMe SSDへインストールしている。

マザーボードに搭載している中華製NGFF 128GB SSDの発熱がNVMeのそれより高いのが気になる。

それと状態表示のLEDが必ず付いていて無駄に光っているのが邪魔臭くもある。

改造完了と不具合解消
 こうして本機の製作は無事終了した。

あとは動作テストとベンチマークなどを行って本機のパフォーマンスを調べたい。

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正面

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右側

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左側

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後ろ側
本機はマザーボードを交換後した為二代目SLPCと呼称する。