バッテリーの膨張で筐体が変形し放熱に不具合を生じたDiginnos DG-D08IW2をケース入れ替えと冷却強化で液晶一体型PCに作り替え復活させた。
本体+液晶パネル側
タブレットPCからタッチパネル・カメラを撤去しケースを移し替えた。
液晶パネルとマザーボードは位置合わせの後、強力な両面テープで接合しケース蓋側に固定している。
併せてSoC直上にFAN付ヒートシンクを新たに設置してタブレット時代の発熱による不具合を解消している。
バッテリーを排して外部より5Vを直接入力することによりバッテリー残量や充電不具合の問題を回避している。
電源+増設部側
電源は外部より19Vを入力しDC-DCコンバーターで5Vを作って供給している。
マザーボードの電源がONになりUSBバスパワーが発生したらFET SWにてUSB2.0 HUBにDC-DCコンバーターからダイレクトに供給することによりUSB機器に対する電源容量の問題を回避している。
筐体後部とスタンド
採用したケースの厚みが薄いため自立できないのでスマホ用スタンドを改造して本機のスタンドにした。
またケース上部には電源スイッチと3ポートのUSB2.0ポートを設置。
増設部の作り替え
USB2.0機器を多く搭載するためDC-DCコンバーターを移動。
増設部にSSDを3基載せてみた
非力な本機でもストレージを多く載せるようにした。後に取り外したが・・・。
フロント
8インチ液晶でフロントほぼ全面が埋まっている。
液晶の映りが綺麗な為寝かしておくのは勿体ないので本機を復活させた。
昨今では貴重な32Bit専用機である。
ゲーム動作画面
本機は元タブレットであるため画面回転が効く。
プレイするゲームタイトルに合わせて本機の設置方向を変えれば問題なくプレイ可能である。