ダウンロードとローカルWEBサービスの小型サーバー
以前からインターネットからの情報収集とローカル向けWEBサーバーをIntel NUC DC3217BYで行ってきたが、第三世代1.8GHzのCore i3ではパワー不足気味なのと最近になってECS LIVA Q2 N4100を入手した事によるダウンローダーの世代交代を行うため新たにダウンローダー用PC「DLSVR」を作ってみた。
稼働中のDLSVR(中央)
DLSVR(以下本機)はECS LIVA Q2 N4100のマザーボードのヒートシンクを大型化しノート用冷却FANを追加して発熱対策を行った本機にUSB3.0接続のMini-SATA SSDとUSB2.0 HUBを加えた小型ネットワークPC。
増設SSDと本機
本機は増設ストレージにWindows10をインストールして起動する。SSDの容量は512GBで情報をSSDにダウンロードする。
当初内蔵eMMCにWindows10を入れて増設SSDをデータ領域にしようと考えたが、eMMCに入れたWindows10がHomeだったため入れ直しが面倒になりNUCのSSDをOS毎そのまま再利用した。
増設SSDの裏にはUSB2.0 HUB
本機は24時間単独動作でインターネットから情報をダウンロードしたり、ローカル向けにWEBサービスを実行する。
本機にはモニタやキーボードなどは接続せず、設定やファイルの受け渡しなどはリモートアクセスで行う。
スペック
マザーボード
ECS LIVAQ2-4/32-W10(N4100)
SoC
Intel Celeron N4100
4コア 4スレッド キャッシュ4MB 14nm 6W
ベース1.1GHz バースト2.4GHz(4コア)
メモリ
LPDDR4 2400 4GB シングルチャネル
グラフィックス
インテル UHD グラフィックス 600
ベース200MHz バースト700MHz
実行ユニット12 DirectX12
映像出力
HDMI 2.0×1
音声
インテル ディスプレイ用オーディオ(HDMI)
ストレージ
eMMC 32GB(未使用)
USB3.0接続SSD Mini-SATA 512GB
MicroSD PCIe接続 MAX512GB 100MB/s
ネットワーク
1×Gigabit LAN
Wi-Fi 802.11ac(未使用)
Bluetooth 4.1(未使用)
USB
USB2.0 TypeA×4
OS
Windows10 1511 Pro 64Bit
一部ドライバ未適用
(Windows11インストール可能:入れないが)
セキュリティ
TPM2.0
電源
12V 1.5A
重量
500-600g
本機は消費電力が最高65WだったIntel NUCの置き換え用に製作したPCで、最高15W程度の消費電力であり、発熱も皆無に等しく静穏だ。