小さい基板が巨大な筐体に(汗
先回ゲーム画面が見難いのが原因で構成変更を考えていた、MZ-2000の筐体を使用したMOD PCでしたが今回マザーボードにRaspberryPi5(以降Pi5)を採用しました。
我が家のPi5は14インチ2画面PCとして使用していましたが、23インチモニタを使用した小型PCに御役を譲っていたため未使用でした。
今回MZ-2000の筐体が先の件で空いたためPi5を入れてRaspberry Pi OSを採用したPCに作り変えました。
作り変えた内部

一部配線できてない(汗
写真は組み付けがほぼ完了した本機内部。Pi5が必要とする部分をアルミ板で構成してモジュール化しています。
MZ-2000の筐体に穴あけが難しい場所や鉄筐体の穴あけが面倒だったのはココだけの話(笑)。
しかし「ちんまり」した内部構成だなぁ〜(笑。
内部構成

ATX規格マザーボードは載りません(笑)
筐体にあるI/Oは以前の「MZ-20000」の頃と同じUSB2.0×2、USB3.0×4ですが、現在USB2.0の配線が部材不足で未完了です。
USB2.0ピンヘッダーをTypeAに変換しなくてはいけなくなったのでその部材を今月末に入手予定です。
起動をSSDに
Pi5はPCIe Gen3 x1コネクタが実装されているためNVMe HATを用いてM.2 NVMe SSDを起動ドライブとして使用できます。(Gen3は設定にて可能です)
Pi5とNVMe HAT

MicroSD起動には戻れない(笑)
速度は800MB/s程度出ますので起動も劇的に早く、操作のレスポンスも格段に向上します。
余裕の電源容量
本機の電源は以前と同様12V17A(約200W)を搭載し、Pi5に必要な5Vは最高10A出力のDC-DCコンバータと安定化コンデンサを使用してPi5のフル負荷である25Wに十分対応できます。
電源はPi5と液晶モニタの電源スイッチになるMOS-FET SWに12Vを接続。
Pi5の電源がONになると液晶ディスプレイに電源が投入され、MOS-FET SWの状態表示LEDを本機電源LEDとして代用しています。
Pi5の電源LEDを壊したくなかったので、同じタイミングでONになるLEDのランドから配線を伸ばして筐体の電源LEDに接続して使用しています。
本機の電源構成はUSB-PDに準拠していないのでPi5起動時に「電源警告」やOS起動後のデスクトップに「電源警告」が表示されます。これらはファームウェアの設定とOS設定で「無視」または「非表示」に設定可能です。
発熱が少ないので静音に
本機筐体には排熱用80mm FANが3基ありますが、Pi5の発熱がATXマザーボードと比べ「大人しい(笑)」ので回転数を落として「そよ風」レベルでも十分に筐体内を冷却できています。
真夏の暑い時期でも問題なく静音動作できそうです。
パフォーマンス
Pi5自体が発表されてから数年経過しているので今更ですが、体感速度としては第六世代ノートPC(2コア4スレッドのCore i5)と同程度の使用感です。
SSD起動時が前提になりますが、ファイル操作やWEB閲覧、動画再生、音声再生、ゲームエミュレーターなど結構幅広く対応します。
これが文教研究用SBCとは「なんて贅沢な」などと考えていましたが、我が家で日々行っている作業ならPi5で十分代用できてしまうあたり私も大したことは行っていないのでしょうね(笑)。
2026年昨今のPC系価格高騰の煽りで新型Piが出せずにいるという風の噂を耳にしたりしていますが、Pi5自体メモリ搭載量を増量したモデルが水面下(笑)で発表されているようです。
まぁ16GB版Pi5で6万円弱ほどするようです。(爆笑)
私には必要ありませんしそんな金出す気は毛頭ありませんけどね(笑)。
MZ-2000Pi

インターネットも自在?(笑)
MZ-2000の筐体は大事にしたい
本機の筐体は改造で内部的には原型を留めておりませんが(笑)、筐体の構造自体気に入っているので今後もできるだけ残しておきたい機体です。
本機構成
- 10.1インチ1280×800ドット液晶ディスプレイ
- テンキー付きアイソレーション日本語キーボード
- ヘッドフォン出力
- USB2.0×2(作業中)
- USB3.0×4
- 1Gbps有線LAN
- WiFi 無線LAN(有線LAN使用時は無効に設定)
- NVMe SSD起動(M.2 NVMe SSD 512GB 搭載)
- RaspberryPi5 4GB版搭載
- PCIe Gen3設定
- CPU速度 3.0GHz設定
- RaspberryPi5 OS (Debian 13 Trixie)
- AC100V動作 50W程度
- 本体重量 約5Kg
今回はMZ-2000の筐体を使ったRaspberryPi5 PCを作ったお話でした。