グラフィックスカードを交換
先回PCIe x16スロットに暫定的にGTX750を載せて本機の動作チェックを行っていました。
8月最後の土曜に某所にて中古のParit製nVIDIA GeForce GTX1650を入手したので早速本機に搭載。
搭載するにあたってちょっと加工する必要があったのでカードを分解(笑)。
MZ-20000(本機)はMicrosoftがWindows11を同社の情報収集用マルウェア同然にしてしまった事に対する1つの答えとして、Windows10の比較的初期のバージョンを使用し情報収集の機能を削除、使われない機能なども極力排除したWindowsの改変バージョンを使用します。
また過去の膨大なアプリケーションなどを運用するため比較的古いハードウェアで構成し互換性を保つ事を目的としています。
加工したグラフィックスカード

どこがグラボか判らん(笑)
通常ATX規格のグラフィックスカード(以降グラボ)はマザーボードに対して垂直に設置しますが、本機では水平になるように加工して設置しています。
理由はグラボのヒートシンクの熱をマザーボードに対して真上に排気することでケース内に熱が対流しグラボのクーラーに再び巻き込む事でGPU温度が上昇してしまうのを防ぐためです。(周囲温度の上昇がGPUの温度上昇を助長する現象)
グラボはアルミ板の下

グラボは90度向きを変えて設置
搭載したグラボは「PCIe x16ライザーケーブル(約15センチ)」を使用してCPUに接触しない程度の位置でマザーボードに対して水平に設置しています。
水平にしたグラボはメモリやバックI/Oに接触しない程度の高さにスタットボルトで持ち上げて固定しています。
ヒートシンクの高さに合わせて固定

高さはちょうど25mm
グラボの排熱フローはヒートシンク周囲の空間から吸気し、フィンの間を通ってアルミ板に空いた穴を通ります。
アルミ板の反対側に取り付けた吸気FAN(上側排気)から温まった空気が吸い上げられ上方向に排気されます。
アルミ板とFANの間には5mm程度の空間を開けることによりヒートシンクによるFANブレードの風切り音を低減しています。(アルミ板とFANを密着させると風切り音がかなり煩い)
排気FANはちょい大きめ

アルミ板はグラボのヒートシンクと同じ大きさに開口
浮かせたFANは銅箔テープで隙間を埋めています。
本当は3Dプリンタなどでスペーサーを自作すると良いのでしょうが、我が家にはそげなハイカラな物は存在しません(笑)。
アルミ板の開口に対しFANが多少大きいですが、吸気圧を稼ぐためオリジナルよりも大きなFANを取り付けています。(80mm×15mm 5Vの製品)
FANの電源はグラボから採っています。(温度により可変速となります)
性能的には良好
今回のアッパーフロー型の冷却方式ではGPUが比較的高負荷な時、GPU自体の発熱は65度程度。最高発熱部位(VRMか)が85度近辺とちょっと開きが有りますが、発熱は一定で排熱「巻き込み時」特有の「じわじわと温度が上がる」挙動はありません。
GPU-Zの表示でHot Spotと表示される部位の発熱が気になりますが、電力系チップならば耐熱温度は150度以上に設定されているはずなので今回は問題視しません。
OSに制限が・・・
今回GTX1650を採用するに当たりWindows10のバージョンが1803になりました。
1803以前だとチップセットドライバの関連でグラボの表示が崩れるなどの現象が発生したので徐々にバージョンを上げて試した結果、1803で正常動作できた次第です。
私個人としてはもっと古いバージョンで安定してほしかったと感じていますが、現在動作は良好なので良しとしておきます(笑)。
映像信号はフラットケーブルで接続

ケーブルはシールド処理
信号線は筐体内周部を他の部品に干渉しないよう配線。
信号線は筐体開閉に支障が無いよう配線

フラットケーブルは結構便利
今回使用したフラットケーブルは長さ80センチの20P。
HDMI用でコネクタ部には専用の変換基板が実装されています。様々な形状がありコネクタ部さえ変えれば上下左右の方向付けや各種コネクタサイズに合わせた組み合わせも可能です。(例:上L型HDMIから下L型Mini-HDMIの接続など)
今回で一応の完成
MOD PCのようなハンドメイドのPCは拘ればこだわるほど制作に時間が必要です。
今回必要な機能を全て搭載出来たことで一応の完成となります。
あとは気が向いた時に粗や加工ミスがある部分を修正していく予定です。
この辺はまぁ拘りの領域なのでまったりと作業します(笑)。