部品が揃うまでの下準備など
現在制作中のMZ-2000筐体を使用したMOD PCは部品不足によりほぼ進展なしの状態です。
今月25日頃に必要部材を手配し、お盆中に基本動作が可能な状態に組み上げる予定です。

液晶画面周辺の塗装準備
モニター部にオリジナルの色付きアクリ板をそのまま使用しましたが、貼り付けた液晶パネルから光漏れ(枠の僅かな隙間からバックライトの光が漏れる)がありそれらを隠すためツヤ消し黒の塗装を表示部外周部に施す準備をしています。

ゲーセン機のアップライト筐体の様な開口
筐体内部へのアクセスはキーボード下のネジ2本を外せば簡単に上側筐体を開閉できるのはオリジナルと同じです。
ただストレージの増設や交換以外ではフロント側から内部にアクセスすることはまず無いのでつっかえ棒は適当なアルミの棒で代用しています。
マザーボード部へのアクセスが必要な場合は、モニター後ろのトップカバーを外し、内部へアクセスします。

フルハイトの拡張カードも固定可能
PCIeカードスロットにはフルハイトなグラフィックスカードなどが載せられるよう、マザーボードの固定ネジ穴を利用してスタットボルトで高さを稼ぎ(写真←印)拡張カードのブラケットをアルミ平板(写真○印)で固定しています。
ハーフハイトの拡張カードでもスタットボルトの高さを調整するだけで対応可能です。
筐体側と固定するとフロントオープンの際、いちいち拡張カードを外す事になるためで、面倒なのでマザーボードに固定しています。
本機は完成後持ち歩いたり頻繁には筐体を開閉しないため、拡張カードも簡易的な固定方法を採用しています。
FDD追加

かなり汚い加工(塗装前)
本機に3.5インチFDDを追加しました。
追加したFDDはフロントベゼル(パネル)がない製品だったため、本機のデータレコーダーの「蓋」だった盲板をFDDベゼル風に加工しています。
手作業で加工したためかなり汚い出来栄えではありますが、塗装すると多少は見れるようになると「信じて」取り付けています。
FDDのホコリよけ(内部シャッター)やイジェクトボタンの色が明るいですが、目立ったほうが「視認しやすく操作間違えも減るだろう」と考えそのまま活用します。
内部

取り付け部
加工が面倒になり手抜きな作りですが動作すれば問題なし(笑)。
DVDとFDDはウレタン両面テープで面着して多少の振動対策を施し、DVDドライブを筐体へFDD共に固定しています。
昨今DVDドライブもFDDドライブも利用する機会が減っていますが、本機でもDVD、FDD共に故障した場合はそのまま放置する考えです。
なんか諸外国ではセキュリティ面からFDDが見直されつつあるという噂がありますが、今3.5インチFDDを新規に購入しようとするとかなり割高な感じがします。
接続

内部接続
DVDドライブはSATA接続でマザーボードに接続し、電源変換基板から電源を得ています。
FDDはUSB接続でマザーボードのバックパネルに接続しています。(バスパワー動作)
WindowsではUSB接続のFDDドライブはメディア挿入時に認識されエクスプローラーにドライブレターが現れる様です。(メディアを取り出すとドライブレターが消える)
ドライブレターは「A:」の様です。(1台だけなので)
これで過去のデバイスを一通り搭載することができました。
もうこれ以上正面パネルを改変してMZ-2000のオリジナル感を損なわないように搭載するデバイスを選んでいこうと考えています。
ちょっと電気的な話
本機の電源は汎用12V 200Wのスイッチング電源を採用していて、昨今のミニPC以外のデスクトップPCからするとかなり少ない容量です。
ですが本機に求める利用用途は、重たいゲームは行わず作業的に軽い負荷しかかからない使い方に終始する予定です。
そのため本機の電力配分は
- CPU 35W(内蔵GPUを使用しない場合もう少し低い)
- グラフィックスカード 65W
- 追加ストレージ(グラフィックスカードと排他利用) 最高65W
- マザーボード(オンボードデバイス) 20W (電源変換基板含む)
- ストレージ(DVD・FDD・SSD) 25W
- LCD 12W
上記を念頭に考えています。もちろん上の数値は常時消費する電力ではないので、負荷の合計は必ず必要になるとは限りません。
使用するデバイスを限定し搭載する部材を選別することで最高負荷で動作した場合でも搭載した電源の定格内に消費電力を抑えることが出来ます。
意図的に「レガシー」を目指す
採用する各デバイスも昨今からすれば「レガシー」に分類される古めの部材を意図的に採用しています。
ただ単に「古い」という事ではなく中古品を採用することで「後追いの体験」を行える良い機会だと思いいます。まぁ継承とか受け継ぐ的な高尚なことではないですが(笑)。
意図的というのは「Windows 11」を動作させるつもりは更々無いが「Windows 10」を使い続けられる程度のパフォーマンスは持たせたい為です。
部材の発表年月は2017〜18年近辺のデバイス(中古品)が殆どになりそうです。
今年10月にWindows 10のサポートが終了しますが、私は余計な機能を増やしてバグを量産する今のマイクロソフトは敬遠したいので「サポートなどしてほしくない」と考えています。(笑)
セキュリティ云々を強調していますが、そんなもんは「運用次第でどうにでもできる」事なので古いWindows 10でも何ら問題ありません。
「レトロ」な筐体を使い「レガシー」なPCを作る。それが本機の目標です(笑)。