軽い作業では大満足
Raspberry Pi 5(以降Pi5)はシングルボードコンピューター(SBC)と呼ばれる文教・開発・研究用特殊用途コンピューターに属する製品ですが、昨今SBCは性能を伸ばし簡単な処理ならデスクトップPCと同様の動作が出来るまでになってきました。
私も昨年にPi5の4GB版を入手。まずは実験としてRaspberry Pi OSを導入した実験機を作り操作性などの検証を行いました。
その結果、Intel製Celeron SoC Gemini Lake世代(Celeron N4100など)と比べても遜色無い動作を確認しました。
そしてOS。Pi5に採用されているSoCがARMアーキテクチャと呼ばれるIntelのx86とは違う構造を採用していることにより、WindowsではなくLinux(UbuntuやLinux Mintなど)を採用する事でWindowsよりもストレージの占有容量やシステムの負荷が少なく、動作中のメモリ使用量も少ないのがとても好感触と言えます。
私のように元からローエンドPCのジャンクを好きなように弄り回して使用しているユーザーから見ると、とても魅力的な製品に映ります。
そこで検証機から取り出したPi5を使用して常用の2画面デスクトップPC(本機)を作ったのが2024年の年末でした。
2画面Pi 5 PC

それから2週間、本機は何の支障もなくほぼWindows PCから置き換えられています。使用しているOSは検証機の時と同じRaspberry Pi OS 64Bitで多少の設定追加やカスタマイズはしていますがPi5自体には改造しなくても良好な動作です。
何よりもWindowsのDefenderの重さがなくデスクトップの動きが軽快。4GBのメモリでも「シングルタスクな作業スタイル」ならばメモリ不足を感じさせないのが嬉しいです。
シングルタスクな作業スタイルとは作業に使うアプリケーションを1つ起動する場合、使っていない又は作業から離れたアプリケーションを終わらせる癖をつける事で余分なメモリを専有することなく快適な作業を継続できます。
またWEBブラウザなども1度観て二度と観ないようなタブは消しながら必要なタブのみを表示し、開くタブの数を減らす事でメモリの占有を減らせます。タブを開けっ放しにするくらいなら即席なブックマークを作り、全体の作業が終わったら要らないブックマークを削除する方が閲覧履歴の代わりにもなります。
もし動作中に突然停止したように操作を受付ない状態に陥っても1分程で復帰しますし、多くの場合「SWAP領域を増やす」ことでかなり改善できます。
SWAP領域を増やす方法は以下の記事に書いています。
SWAP領域を4GB程度に増やした後ではDMMなどのブラウザゲームが普通にプレイ可能になります。
今ではIntel製x86系PCよりもARM系SoC搭載のPCの方がトラブルが少なく、1機種を長く使用できるのではないかと感じています。
今の所、Pi5 PCがあればWindows11を無理して導入する必要がまったくありません(笑)。