マザーボードは組込向けが良い
今回発注したマザーボードは産業用組込向けの中華製で例によってメーカーHPも取説すら無い製品です。特徴はSoCとクーラーが初めから搭載されているのと部品の背が低いことで、電源が12V単一なのも非常に好ましいです。
シンプルだけどシリアルポートが多め

背の低いマザーボードは応用の幅が広い
SoCはCore i5-5200Uで2コア4スレッド最高2.7GHz駆動の所謂ノートPC向けSKUの様です。マザーボードは新品なのにSoCは10年前の製品なのが笑えますが、必要にして十分な性能とWindows10やLinux系NAS OSが動作するので採用しました。
おそらくはSoCだけリビルドパーツ(再生品)なのかもしれません。
電源も12V 25W(SoC 15W、その他10W試算)あれば十分で、スイッチング電源で駆動できます。(ATX電源のように無駄に配線本数が多い製品は必要なし)
何故今更第5世代なのかと言えば・・・
Amazonで安価なマザーボードがコレしかなかったのよ(笑)
いえ第二世代の同価格帯の製品もありましたが、どちらを選ぶかと言えば本製品でしょう(笑)。
第二世代の製品はデスクトップ用CPUが載るので部品の背の高さはCPUクーラー次第ということになります。
あとB250チップセットの製品もありましたが購入直前で価格を3000円も上げたので胸糞悪くて敬遠しました(怒)。
2万円程度出せばIntel N100の製品がゴロゴロしていますが、Windows10でドライバが23H2からしか動作しないとか、Linuxカーネルファイルがちょっと古いと動作しない製品は遠慮したいのです。
わざわざクセの有る製品より対応の幅が広い旧製品で能力的に「大丈夫そう」な製品を安価に入手する方が「専用機」を製作する上ではお財布に優しいと思います(笑)。
写真を見てお気づきかと思いますが本製品にはDIY PCに良く有る「PCIeスロット」がありません。これは本製品がボード1枚でPC機器として完結していることを意味し、ストレージ、ネットワーク、グラフィックス、音声などの機能が本製品だけで実現できます。
各種能力はSoCの世代に準ずる
マザーボードに搭載されるSoCが今回の場合第5世代(Broadwell)で対応するメモリはDDR3L-1600 8GB×2枚で16GBまで対応するそうです。
ネットワークは1Gbpsの有線LANが2ポートあります。WiFiカードが増設可能ですがMini-PCIeポートをストレージ拡張に利用したりと応用も効きます。形状がMini-PCIeなだけでPCIe x1スロットと同等で電源さえ外部から供給すればDIY PCと同じ拡張もできます。(このあたりがドライバー1本で組み付けられるATX規格のPCとは違う所です)
ストレージはMini-SATA SSDが搭載可能です。変換基板を使用すればM.2 SATA SSDも搭載可能ですがMini-SATA SSDがまだ販売されている以上、無理して変換する必要性は低いですね。
標準で液晶パネルが接続可能
産業用マザーボードの特徴として液晶パネルを標準で駆動可能なことが多いです。
本製品はeDP規格に準じた液晶パネルをケーブル1本で接続して表示させることが可能です。
表示解像度もVGAからFHDまでパネルに合わせて解像度を自動的に決定したり、ボード上の設定スイッチなどで解像度を固定させたりもできます。
ゲーム機には向かない
本製品はゲーム用途には向きません。昨今の何でもかんでも3D表示のゲームでは表示能力が「ささやか」すぎてフレームレートが出ません。(私の願望で言えばそんな用途で使用してほしくないですね。たとえCPUにLGA1700を採用した最新機種でも)
画面表示はSoCの内臓機能で完結させてWEBブラウズや動画再生、PCのステータスモニタリングなどの用途で使用するのが合っていると感じます。