発注していた12Vの電源が届いた
マザーボード交換に伴う本機の組み換えで発注していた12V 12.5A(150W)の電源が届きました。
電源

部品が表面実装で綺麗な配列
届いた電源は中華製で部品点数が少なめのシンプルな作りです。
ただ「やはり」と言いますか手直しせずそのまま使うにはちょっと心配な出来栄えでした。
ハンダ不良

ハンダ不足
本製品は全体的に基板貫通部品のハンダが表面まで到達していない所謂「ハンダ不足」が全体的にあり手直しが必要でした。
充電部のパターン面積が広く採ってあるため安心なのですが、その分熱の伝わりが遅いため自動ハンダでは表面まで十分に熱が伝わっていないと推測します。
なので手作業でハンダを追加して表面まで十分にハンダが盛られるように手を入れています。
定格容量不足

コンデンサの耐圧不足
K国やC国の電気部品全体に言えるのですが調整可能な可変電圧部や負荷の変動が激しい部分に使われる部品の定格が仕様ギリギリで劣化を意識していないため環境温度や使用頻度などで寿命が短い傾向があります。
私がPCの電源に要求する各部品の仕様は「定格の2倍以上」で負荷定格は3倍あれば安心できます。
写真のコンデンサで説明すると、可変電圧で最高14V程度まで上がる充電部に耐圧16Vのコンデンサでは耐圧がギリギリすぎて経年劣化による「コンデンサの膨張」「容量抜け」「破裂」が比較的早い時期に発生しやすいです。(製品寿命が短い)
そこで写真のコンデンサを耐圧25V、静電容量を現在の2倍以上の製品に交換します。
交換したコンデンサ

コンデンサが大きくなった
当初16V 1500μF×4つと、16V 1000μF×1つの5つのコンデンサが実装されていましたが、写真はコレを25V 3300μF×5つに交換した状態です。
定格12Vに対し2倍、静電容量は2倍以上で実装に無理のない程度に容量アップして安定度を増した状態です。
組み付け

負荷状況を確認中
写真は手直しした本製品を組み込んでテストしています。
電圧は非常に安定しており負荷の変動でも微動たりともしません。
本機マザーボード側の接続デバイスはCPU、起動ストレージ、メモリ、SATAカードの4点ですが全て12Vから電源を得ています。
12Vの負荷は無負荷(アイドル)時に16w程度、高負荷時でも30w程度と電源の容量に対して少ない消費量です。
有線LANの帯域幅に対して本機のパフォーマンスが高いためコレ以上の高負荷にはならないようです。(帯域の頭打ちで高負荷にならない)
全景

電源を組み付け通電テスト中
電源容量に余裕が有るためマザーボード側、ストレージ側の両電源共に発熱は皆無で触ってもヌルくも感じない程度です。
ファイルの転送も非常にスムーズでパフォーマンスに起因する遅延ははありません。
転送速度

本機の転送速度(SSD)
本機の共有ストレージへのアクセス速度は上のスクリーンショットの通りで、ほぼ有線LANの帯域一杯の速度が出ています。
あとストレージカードの構造と接続するPCIeの帯域幅で同時に複数の共有ストレージへのアクセスは速度低下を起こします。(帯域の取り合いで余計遅くなる)
そんなこんなで最後の組付け作業が終了し本機(MNAS)のメンテナンスは終了です。
さて次は何を弄ろうかな・・・(笑)。