でもストレージは8基載ります
NAS PC(M.2 SSD仕様)の小型版を構築しようとMini-ITXケースを用いたNASを制作していましたが、電源容量不足で満実装が不可能でした。電源変換基板を破損させたと思っていましたが、実は起動時の突入電流の為の誤動作と判明。
そこで第四世代 省電力Core CPU搭載のマザーボードで消費電力を抑えつつ、ストレージの搭載量を多少増やしただけの「普通のPC」に組み直しました。
M.2 SATA SSDの価格が高騰している現在では同SSDでのNAS構築はコスト的にもったいないと感じ、MNAS制作を機に本機のNAS化廃止を決定しました。
本機

普通のPC
マザーボードは第四世代の製品。
CPUは世代を問わず65Wまでの製品なら搭載可能ですが、電源容量に余裕を持たせるなら35Wの省電力CPUを選択したいです。
筐体内はATX電源配線が無く空気の流れを妨げない理想的な設置になっています。
電源配置

小型電源で設置スペースを確保
マザーボードの電源には12V 200W(写真中 青基板)を電源変換基板(200W)を使用して接続します。
あとは2.5インチ増設ストレージ用に5V 10AのDC-DCコンバータ(写真上 緑基板)を載せています。
電源変換基板

電源変換基板(FAN手前黒基板)
電源変換基板のCPU用12V出力をDC-DCコンバータ(MAX 10A)に接続して2.5インチストレージ用電源の5Vを作っています。
多少FAN前を塞ぎますが上半分が開いているため空気の流れは十分あります。
これで拡張スロットにストレージカードを接続しつつ2.5インチHDD/SSDを最大4基増設が可能です。
拡張スロット

PCIeをケーブルで延長し接続
本機の筐体はロープロファイルサイズのPCIeスロットが1基ありますが、電源を小型化することにより小さめのフルサイズカード(?)を実装可能にします。
マザーボードのPCIeスロットはx16サイズが1基あり、電源の真上に固定したストレージカードへ延長ライザーケーブルでマザーボードと接続します。
ケーブルで中空接続している関係で空気の通りは抜群に良好です。

拡張カード側は取り付けベゼルを取り外し、ネジ穴を合わせ筐体に穴を開けた後、金属スペーサーで取り付け高さを決めて固定しています。
これで拡張カードにM.2 SATA SSDを4基増設できるようになりました。
ちなみにM.2 SATA SSDのアクセス速度は5Gbpsとなります。(PCIe Gen2 ×1)
排気口

AC電源側排気口
本機の側面から吸気された空流はケース内を通り、電源側上面と後面のAC電源接続部にある排気口から十分に行えます。
本機内で空気が籠る事はありません。
比較的小型なデスクトップPC
筐体サイズ350(幅)×215(奥行)×100(高さ)mmのサイズで合計8基のストレージが搭載可能なデスクトップPCが完成しました。