Hone.のPC工房

PC工作好きなHone.の活動記録ブログ

当ブログはWindows10の初期ビルドが動作するPCを中心にPC改造やPC工作の記事を書いています。
当ブログでは2017年以降の「Microsoftの方針」や「Windows11」を推奨しておりません。

NAS PC 機能を縮小して小型化した

追記:2024年07月20日 PCIe接続方式変更と写真差し替え

「NASPC」に不具合が出たため再構成した

 MicroATXケースを使った改造NASPCを作っていましたが、最近になってケースの組付けに由来するマザーボードのPCIeスロットに接触不良が頻発して動作不安定に陥ったため、このケースの利用を中止し新しくMini-ITXケースを利用して「NASPC」を再構成しました。

 

追記:

 昨今のストレージ価格の上昇でホイホイとストレージを増やすことが躊躇われる時期にあります(2024年07月現在)。そのため増設速度の遅い我が家で未接続のポートの為に設置スペースを多く放置するくらいならば、増設する数を減らして小型化しようと思い今回のケース入れ替えを実施しています。

 

外観

ケース外観

 

 本機はSilverStoneのMini-ITX用小型ケースを採用しています。昔所有していた製品ですが最近になって出戻ってきました(笑)。

 

筐体サイズは350×215×90(mm:突起含む)とATX系ケースとしては小型です。

 

内部

本機内部

 

 本機の内部は蓋を開けた瞬間に「あれ?」と感じます。それは本来SFX電源が入る場所にPCIe x1スロットがあり、拡張基板が載っています。

 

じゃあ電源は?ということになりますが、電源はSFX電源を改造しマザーボード直上に配置しています。

 

電源

電源は300w

 

 本機の電源は300wのSFX電源を分解し、電源基板のみをケースに搭載しています。

 

電源の出力と設置スペースの関係で「仕方な~くATX電源を搭載しています。

 

その際、ATX電源ケーブルの長さを筐体とマザーボードに合うよう調整して短くしています。

 

マザーボード上部

 

 電源のノイズはマザーボードには影響しません。昨今の製品でノイズによる不具合は出ないといっても過言ではないようです。

 

現に不具合なく動作しています(笑)。

 

余談ですが写真の電源、よ~く見ると5Vラインの二次側コンデンサが膨らんでいます。早急に交換したいと思います(汗)。

 

FAN

FANが2基

 

 電源やマザーボードの冷却は側面に配置された80mm FAN 2基により側面から内面へ吹き込む空流によって行われます。

 

PCIeスロット

4ポートスロット基板

 

 本機の拡張基板はマザーボードのPCIe x1スロットから信号を延長して、延長した信号を4つに分岐してPCIe x1スロットを4基に増やしています。

 

PCIe信号延長

PCIe信号を直接延長

 

 PCIeスロットから信号を延長し、スロット基板へ接続しています。

 

PCIe変換コネクタの電源12Vがスロット基板の3.3Vへ繋がっていたため、配線パターンをカット(ヒューズを撤去)して使用できるように改造しています。

 

この変更でFANからの吸気が直接増設基板へ届くため冷却効果が上がっています。

 

後面

後ろ側から

 

 筐体の外観はできる限りノーマル状態に見えるように部品を選定しています。

 

電源部は分解したSFX電源の筐体の一部を使って「らしく」配置しています。

 

拡張基板

拡張カードは現在2枚

 

 拡張したPCIe x1スロットには現在2枚のPCIe SATA変換カードを載せています。

 

M.2 SATA SSDが合計8枚まで搭載可能です(変換カード4枚で最大16枚のSSDを搭載可能)。

 

本機の起動ディスクはこの拡張カードの一番下の空き空間に、128GBのMini-SATA SSDを載せています。

 

スペック

 本機のスペックははっきり言って「骨董品」レベルです。ですが利用用途が「NAS」な為、過剰なスペックを要求しないため「実用レベル」で使用できています。

 

仕様

  • マザー:AsRock N3150B-ITX(Celeron N3150 4コア4スレッド  最大2.08GHz)
  • メモリ:DDR3-1600 SODIMM 4GB×2枚 8GB
  • 起動ストレージ:Mini-SATA 128GB SSD
  • データストレージ:M.2 SATA SSD 最大16枚(アクセス速度400MB/s程度)
  • 拡張基板:PCIe ×1 SATA 4基 変換基板(最大4枚搭載可能)
  • PCIeスロット:PCIe Gen2 x1 4基
  • USB2.0:内部4(フロント)、外部2(リア)
  • USB3.0:内部2(フロント)、外部2(リア)
  • ネットワーク:1Gbps 有線LAN(転送時100MB/s程度)
  • サウンド機能:未使用
  • 映像出力:HDMIVGA(OSインストール時以外未使用)
  • 電源:SFX 300W 改造品(搭載SSDの枚数増加で交換予定)
  • OS:TrueNAS Core 13.3 Nightly

 

使用感

 お一人様NASとしては「普通」。不具合もなくデータの読み書きも1Gbpsの速度で問題なく行えています。

 

敢えて不満を書きますと、マザーボードのパフォーマンスのお陰か「起動がやや遅い」と感じます。まぁこの辺は搭載したSoCの性能次第で変わるので我慢できなくなったらAsRockのAtom系SoCを搭載したマザーボードに交換したいと思います。

 

なぜAsRock製のAtom系かと言うとマザーボードの高さに制限があり、現在も同種のファンレスヒートシンクを搭載しているAsRock製Atom SoCを搭載したマザーボードが「都合が良い」為です。

 

そんなこんなで

 不具合により随分規模を小さくしましたが、多連装ストレージ搭載可能なNASPCを完成できました。