Hone.のPC工房

PC工作好きなHone.の活動記録ブログ

破損ノートの液晶でフルHD 14インチ モニタを作った

本体は壊れても液晶は無事なことが多い(その逆も然り)

 今回致命的な故障で分解破棄したDELL製14インチノートの部品を使って単体の液晶モニターを作ったお話です。

 

以前単体PCとして製作したモニター部分

 

 写真はDELL製14インチノートPCの液晶部分を使って製作した液晶モニタでスタンド部分をアルミ板で追加しています。

 

表示解像度は1920×1080ドット 16M色表示のTNパネルで視野角が狭いこと以外は普通の液晶モニタと同じです。

 

本機裏側(かなり手抜き)

 

 パネル裏側は液晶制御基板と操作スイッチパネルをノートPC時代の外装に直付けしています。今は基板も剥き出し状態です。

 

液晶制御基板はAmazonなどで使用するパネルの解像度と接続方式さえ分かっていれば操作スイッチ基板や信号ケーブルとセットで簡単に手に入ります。

 

左手側のテープ付けされた配線はWiFiアンテナのケーブルです。今後本機を一体型PCへ改造する機会の為にキープしています。(実際にPCとして組み直すかは未定ですが)

 

液晶制御基板

 

 液晶制御基板はパネルの解像度に合わせた製品を購入しています。

 

外部信号入力はHDMIのみで音声をヘッドフォン出力することが可能です。

 

駆動電源電圧は9~12Vで動作します。

 

操作スイッチ基板

 

 本機の操作はスイッチ基板で行い、電源や映像調整、音声の音量調節が可能です。

 

制御基板が15mmほど筐体から浮いているのは筐体内側からHDMI信号を引き回す(制御基板下を通す)ための空間を開けています。これは一体型PCに改造するときのための措置です。

 

本機は12V 2AのACアダプタで動作します。

 

本機は現在のところ緊急用サブモニターとして使おうと考えています。

 

今回は破損してしまったPCの部品を再利用した液晶モニターの製作でした。