Hone.のPC工房

PC工作好きなHone.の活動記録ブログ

NEC LAVIE PC-HZ350GABを入手

狭縁で軽量。でも筐体強度が弱いNECの廉価版2in1

 年末に某ジャンク屋でNEC LAVIE PC-HZ350GABを入手。年末価格の8800円でゲットしてまいりました。

 

外観は綺麗

 

 入手した製品は2017年に発表された第七世代Core SoC搭載の液晶回転2in1です。【製品情報】すべての機能を使用できるようにするにはWindows10 RS3以降のインストールが必要な様です。

 

更新:

 その後の調べでタッチパネルが搭載されているのが判りましたが、デバイスの接続と切断を繰り返して正常な動作が見込めないのが判りました。なのでBIOSでタッチパネルを無効にして通常のノートPCとして使うことにしました。

 

内部(改造済み)

 

 本機はジャンク品として扱われる最中に出来たと思われる筐体の凹みが多数あり、相変わらず扱いの悪い業者や客に晒された様でした。ただ幸いなことにタッチパネル以外は通常使用する分には問題なく動作します。

 

ジャンクなので我が家恒例のリチウムイオンバッテリー排除とNECレノボ特殊電源プラグを汎用ACアダプタ用の丸形延長ケーブルに交換しています。またRTC電池が消耗していたので二回り大きな同種の電池に交換しています。

 

バッテリー搭載部

 

 本機は交換不可能なバッテリーを搭載していましたが撤去。バッテリーパックの筐体が本体の補強と、ネジ止め穴のスペーサーも兼ねているのでバッテリーパックの筐体は残しています。

 

バッテリーを無くしたおかげで本機の重量は非常に軽くなり1Kgを軽く切っていると思われます。ただ筐体は金属の割にベコベコと撓むため非常に貧弱な感じがします。

 

あとは我が家のWindows10対策で物理的に内蔵マイクとWEBカメラ、スピーカーを撤去または動作不能に改造しています。

 

CPU(SoC)とクーラー周辺

 

 本機は廉価版ということもあってメモリは4GBシングルチャンネル接続で、基板上には8GB搭載可能なメモリ用の空きランドがありシールで隠れています。本機の構成はASUSのVivobook辺りと同じような作りです。

 

上側奥にはM.2 NGFF(SATA) SSD 128GBが搭載されています。昨今ならば1TBのSSDを載せれば必要にして十分でしょう。なので本機はストレージ増設改造は行わない予定です。

 

と言いますか、昨今のノートPCは薄型軽量を重視し基板の部品実装密度が高くなっています。それ故素人が改造できるほど部品の大きさや配線などを通す隙間、コネクタ類も小型化され市販部品では代用が難しくなるなど改造のハードルが高くなってしまっているようです。

 

下手に改造すれば破損させてしまうのがオチと言う訳です。ならば下手に手を出さずノーマルのままできるだけ延命させてあげるのが最良の方法だと感じます。

 

無線LANは867Mbpsまで対応

 

 写真下側右手にM.2形状の無線LANカード、そのお隣のシールの張られているコネクタはキーボードのフラットケーブルが接続されています。

 

液晶パネルはノングレアの狭額縁

 

 液晶画面は13.3インチの1980×1080ドット表示でフルHD。筐体の額縁が狭く多少小型に感じます。天板に大きな凹みがありますが幸いにして液晶には支障が無いようです。

 

キーボード部

 

 キーボードは文字消えや削れなどは無く綺麗な状態です。キー間隔も広く打鍵しやすい様になっています。キーストロークは若干浅いように感じますが。

 

OS

 我が家で使用するWindows10は設定により使用メモリを減らせるバージョン1607のHome 64Bit版をインストールしています。不具合のあるタッチパネルやバージョン1709以降が必要なセンサー類は動作しないので動作的には普通のノートPCと同じになりました。

 

私が使用する分には必要にして十分ですし、タッチパネルが動作しないなら画面回転やタブレットモードも必要ないのでこれで十分です。

 

軽めの作業や普段使いにはちょうどいい

 Core i3-7100U搭載で2コア4スレッドの2.4GHz動作、メモリはLPDDR3-14900(1867MHz) 4GBシングルチャンネル接続。M.2 NGFF SSD(NVMe SSDも対応)で過度な性能は望めないがWEB閲覧や動画視聴、簡単なオフィスワークなどの作業は問題ないでしょう。厚みが20mm弱で本棚に仕舞っておけば場所も取らない便利なノートだと思います。

 

そんなこんなで年明け早々に良いジャンクライフがスタートできそうです。