結局小型化は無理っぽい(笑)
先回マザーボードの冷却部を小型化して静穏性を確保したが、後述の増設ストレージや電源などを設置すると結構な面積になり結局ある程度のサイズになってしまうようだ。
それでも省電力と静穏性だけは確保したい。
増設ストレージ
本機のマザーボードにはeMMCで32GBのストレージが内蔵されているが、速度的にも容量的にもお世辞でも優れているとは言えない。
そこで以前から増設ストレージをマザーボードに接続することで不足するストレージの容量を確保していた。
加工中のストレージ増設基板
写真は本機に搭載予定のUSB3.0接続NGFF変換基板で2280サイズのSATA M.2 SSDを1枚搭載できる。
基板から見える2本の赤い線は片方がUSB3.0のバスパワー、もう片方は変換基板の電源線になる。これらはUSBバスパワーをトリガーとしたDC-DCコンバータに接続され、十分な容量を持たないマザーボードのバスパワーは使用しない。
USBバスパワーをDC-DCコンバータに繋ぐのはマザーボードの電源とDC-DCコンバータの出力タイミングを同期させるためである。
USB3.0機器(ストレージ変換基板とUSB3.0 HUB)に使用するDC-DCコンバータは安全出力2A、最大出力3Aの超小型の製品をそれぞれで使用し、入力電圧が12V~19Vで5Vを供給できる。
接続部は手ハンダで汚いが・・・
変換基板は過去に色々な機器で使い回されてきた製品だが、今日でも元気に動作している。現在は2280サイズのSSDの設置に調整している。
この製品はUSB3.0 TypeAコネクタが実装されていたが、筐体の小型化の為にUSB3.0ケーブルを直付けして本機マザーボードに接続した際の必要な面積を減らしている。
マザーボードの配線
マザーボードへ繋ぐ配線の場所と機能
マザーボードを筐体に内蔵しデスクトップPCよろしく機能させるには配線を追加して筐体と接続する必要がある。
筐体
本機に使用する筐体はアルミケースを流用した。サイズは210mm×150mm×30mmで平面の面積が大きい代わりに高さを抑えた。
ちなみに
200mm×140mmで8インチ 16:9画面
250mm×150mmで10.1インチ 16:10画面
300mm×200mmで13.3インチ 16:9画面
が収納可能である。
ただこのサイズでは我が家で死蔵している液晶パネルが入らないため液晶パネルの入った筐体の裏に亀載せする形になるだろう。
利用する可能性がある液晶パネルは
11.6インチ1920×1080 IPS eDPパネル
13.3インチ1920×1080 IPS eDPパネル
10.1インチ1280×800 IPS LVDSパネル
7インチ1024×600 IPS 制御一体のタッチ液晶(264K色)
の何れかになるだろう。